市内小学校卒業式 高柳小学校閉校式

今日は市内の小学校の卒業式が行われました。3月4日には中学校卒業式が行われましたが、その日と同じく「雪」が降る寒い日になりました。今年度の小中学校卒業式は、昔風に言うと、「なごり雪」といった天気でした。

柏崎小学校は第115回の卒業式でした。前にも記しましたが、柏崎小学校は今年度150周年を迎えています。この創立年数と卒業式回数の違いはどこからくるのか、ということに疑問をもち、教育委員会に尋ねたことがありました。様々な理由があるとのことで、柏崎小学校以外にも今年度150周年を迎える小学校が市内には6校あるのですが、それらの学校の卒業式回数はそれぞれの学校理由により違っていると思います。

それはそうと、柏崎小学校の卒業式は大変感動的で、よく指導が行き届いていた式だったと感じました。ただ、式の最中私が一番見ていたところは、在校生でした。卒業証書授与が始まってから、体育館の在校生がいるところは深々と冷え込み、特に低学年の子はじっとしていられないくらいでした。数人の職員が在校生の列の端にはいたのですが、何が起こるのではないかと心配でした。大きなお世話でしたね。

午後からは高柳小学校の卒業式、その後の閉校式へ参列しました。今年の高柳小学校の卒業生は1人でした。卒業証書番号は1113番でした。高柳小学校が地区の6つの小学校と統合して50年になりますので、この50年で1113人の子どもたちが高柳小学校を巣立っていったことになります。卒業生は第五中学校に進学し、そこで鯖石地区の同級生とともに、大きく成長していってほしいと思います。

来年度、高柳小学校は鯖石小学校と統合することが学区等審議会の検討を経て決まっていました。在校生の3年生1人、4年生3人は4月から進級して鯖石小学校の校舎で、鯖石地区の子どもたちと一緒に活動することになります。この統合は地元でも賛否がありましたが、決まった以上、高柳の子どもたちは鯖石の子どもたちとともに健やかに成長していってほしいと思います。

この閉校式での1コマを紹介します。市長のあいさつの冒頭で、市長が子どもたちに「ごめんなさい」と始めたのです。続いて地区の方々にも「ごめんなさい」と言って話を始めたのです。これってどうなのでしょうか。ここでは多くは記しませんが、聞く人にとって様々な受け取られ方をされてしまうような表現方法だったのではないかと思いました。

いずれにしても、高柳の素晴らしさはそこに学校はなくなったとしても変わりはないものです。高柳で生まれ育つ子どもたちとこれからも高柳に生きる皆様をしっかりと支えていきたいと思います。なんたって私のルーツは高柳にあります、父が高柳出身なのです。

投稿者: shigeno