市教育センター研修(放射線教育)

枇杷島小学校6年生を対象にした「放射線教育」の授業参観をしました。市教育センター研修の講座としてでしたので、市内の各小中学校から、担当者が参観に来て、その後に講話を聞きました。

柏崎原子力広報センターの協力を得ながら、自然界にある放射線の量を測定したり、放射線が通った跡を見る実験をしたりしました。放射線教育の授業は6年生にとっては初めてだったので、興味津々の様子でした。知識としての放射線のことだけではなく、柏崎刈羽にある原子力発電所に関わること、人工放射線の必要性や危険性などもしっかり指導していました。その原発で事故があった時の避難についても、いわゆる「正しく恐れる」ことの大切さを伝えて、やみくもに早く遠くに逃げることが必要だということではない、と強調していました。

広報センターの職員の方も話していましたが、柏崎市の子どもたちはどの学校でも授業に前向きで、真剣に取り組んでいるとのことでした。確かに今日の授業でも無駄なおしゃべりや動きは一切ありませんでしたし、それは授業参観だからということではなく、通常のことだとのことです。私が現職の教員の頃とは子どもたちの様子もだいぶ違っているようです。これはいいことです。

ただ、今日の放射線教育の参観者に議員は私だけだったのは少し残念です。学校での放射線教育の状況や学校での教育活動全般について質問したりする議員もいますが、それを言うなら実際に自分の目で確認することはできます。今日のような市教育センター研修は各議員にも案内が出ているのですから。

投稿者: shigeno_masaki