一般質問2日目

今日は一般質問2日目で、6人の議員から、「柏崎駅前の再開発」「観光客数増加を目指した各業種との連携」「持続可能な介護サービスを目指した第9期介護保険事業の策定」「帯状疱疹予防とワクチンの接種費用助成制度創設」「東京電力ホールディングス株式会社の責任」「原発事故時の避難訓練の充実」「持続可能な市民力と地域力」「土地利用構想における主要生活拠点の考え方」「これからの地域公共交通の在り方」「ポストコロナを見据えた柏崎の観光」「新潟県が起債許可団体閉校したことによる柏崎市への影響」「全ての子どもや若者が幸せに暮らせる社会に向けて」「支援を必要としている子ども・保護者の現状」などについて質問がありました。いつも感じることですが、議員一人一人のもっている問題意識が多岐にわたり、大変興味深いものがあります。市当局がもっている考え方と、議員として、これは市民の感覚に近いと思うのですが、望んでいる市の取り組みの差異をどう解消していくのかがこの一般質問からは見えてきます。市当局にとって、市民が望むことをすべて受け入れることなどできないことは分かっていますが、目の前で生活に困難を感じている市民のことがすべて市当局に伝わっているということもないように思います。その状況を市当局に訴えることは議員にしかできないと思います。産業振興など大切なことですが、福祉を望んでいる市民にとっての寄り添いこそ行政がいの一番にしなければならないことかもしれません。

傍聴席には各議員の応援団というか後援者の方だけでなく、質問項目によってはその関係者がいたり、興味関心をもっている方が少なくないようで、嬉しく感じました。この一般質問は議員個人に与えられた権利として行われるものだと思います。だからその内容については会派内である程度の打合せはあるにしても、代表質問ではないので各議員の問題意識を述べるものであり、議会全体として質問項目や内容について調整したりはしません。つまり、この一般質問でのやり取りについては議員個人の問題ということが大きいのです。ただ、ご覧になっている方々にとっては柏崎市議会の一般質問は…と受け止められるので、それなりの質問の仕方や作り方については指導が必要なのかもしれません。特に1期生についてはその指導は会派でやるのでしょうが…。でも指導されたからといってすぐにベテラン議員が思っているような質問ができるかどうかはわかりません。私自身も8年前のことを思い出しても、顔が赤らむような質問しかできていなかったような気がしますが、会派として指導されたことはありませんでした。どうしたらいい質問ができるか、一般質問とはどういうことを質問するのかなどについては過去の議事録や映像を自分で確認していました。きっと今の1期生もそうしていることとは思います。議会としてレベルアップできるように私は私の立場としてできることをしていきたいと思います。

投稿者: shigeno