2023年2月定例会議スタート 一般質問提出

今日から定例会議が始まりました。まずは補正予算等の審査を行い、来週22日に市長からの来年度の施政方針の発表、その後の新年度予算の審議に進みます。

今日は補正予算等の説明を受けた後、常任委員会および分科会に付託されたことの取りまとめを行いました。この年度終わりの補正予算は減額補正が多いものです。これまで事業に取り組んだ結果の事業費が確定したり、残り少ない日数になったため、それまでの実績見込みで予算が余りそうなものはあらかじめ減額し、別の事業に使ってもらうように調整した結果の減額です。そのため、この時期の質疑の内容はそれまでの定例会議での質疑とは少し異なる感じがします。事業内容を確認したり、これからの方向性などを質疑することはふさわしくないと私は考えています。当初予算や決算のときに行う質疑と年度末の補正予算の質疑は違ってくるものだと思うのです。審査を進める委員長や分科会長として、それぞれの議員の譲れない主張の発言を認めないことはできません。そんなことを考えながら、委員会としての質疑をまとめました。明日が審査です。うまく進行できるようにしたいと思います。

上の写真は来年度の新年度予算書です。相変わらずの厚さです。しっかりと審査していきたいと思います。

また、今日の9時に一般質問を提出しました。5人目の提出で、発言順は2番目になりました。3月7日(火)の11時頃からの質問です。質問項目については後日記しますが、担当部署の聞き取りの中で、「学校教育の不易」についての話題になりました。このことも質問するのです。不易とは「時代を超えて変わらない価値のあるもの」とされています。学校教育の不易って何でしょう。現在、学校の存在意義も一昔前とは大きく変化しています。学校に来て学習、知識や技能を身に付けること、人とのかかわりを通して社会性を身に付けること・・・、これは不易なのでしょうか。既に知識は共有できるものです。社会性も学校外の社会教育場面でも身に付けられます。・・・なんてことを考えてしまいました。質問の答弁が楽しみです。

18時からろうあ者福祉協会の方々に2021年12月に提出された陳情に対するここまでの議会の取組の報告書を渡しました。報告書に記してあることがすべてであり、その内容の受け止めがどうなのかはろうあ者協会の方々の判断になります。聴覚に障害がある方々の心からの訴えや思いを私は受け止めることはできますが真の理解はできません。実際に同じ立場に立っていないわけですから簡単に皆さんの気持ちはわかるとは言えません。気持ちを受け止め、尊重し、その訴えや願いの実現に向けてどんなことができるのかを考え、行動に移していくことはできます。今日は報告書を渡してから1時間30分にわたり質疑を受けました。お互いの思いに行き違いがあることも感じました。どちらが正しいという問題ではなく、一方の主張に両者の考えを収束させるべきものでもないと思います。意見交換を進めながら一致できることを増やし、共有し、少しずつでも前進できればいいと思います。4月に今の議員は任期を終え、新しいメンバーでの議会が始まります。新しいメンバーは今日まで1年以上にわたった調査研究を受け継いだところから始めるものではなく、いったんリセットされた状態でのスタートとなります。その場合、どのような展開になるのかはわかりませんが、もし、それに私が関われるのであれば、これまで調査研究してきたことを活かしていきたいと思います。

投稿者: shigeno