柏崎市スポーツ協会100周年式典

柏崎市スポーツ協会が創立されて100年が経ちました。正確には昨年2022年が100周年の年でした。そこで、いろいろなイベントや大会に「柏崎市スポーツ協会100周年記念」という冠を付けていました。今日は、その100周年の式典でした。

式典では、この100年の歩みとしてスライド写真が映し出されました。後半の50年間くらいは私自身も知っていることがあり、当時を懐かしく思い出しました。中学生のときには「元朝マラソン」があったのです。今の中央コミセンから番神堂まで走った記憶があります。その写真も映し出されていました。

1922年は大正11年です。「刈羽郡体育協会」が発足した年です。その翌年は今の柏崎市陸上競技場が竣工しました。この陸上競技場は昭和5年に全国初の二種公認グラウンドとして認定されています。その後昭和23年に「柏崎体育団」に改正され、平成18年に「柏崎市体育協会」に名称が変わり、平成31年4月に「柏崎市スポーツ協会」に改称されました。この間、今井哲夫さんのオリンピック出場(昭和11年)があったり、東京都東村山市の体育協会との姉妹都市提携を結んだり(昭和51年)しました。

「スポーツのまち柏崎」としての原点がここにあります。今は中学校の部活動が社会体育に移行していっている時です。子どもの減少や教職員の負担軽減などが重なり、部活動を学校で維持していくことが難しくなってきています。どれだけ地域として子どもたちのスポーツのみならず吹奏楽を含めた文化活動を支えていけるのか、みんなで考えていかなければならない時です。

また、今日はこの2年間、各常任委員会で取り組んできた政策提言書を市長に正式に渡しました。文教厚生常任委員会としては、「子どもを取り巻く環境の充実」をテーマにし、「子どもの貧困対策」と「学校におけるいじめ不登校対策」に焦点を絞った提言をまとめて、提出しました。今後、どれだけ市長や当局がこの提言書を施策や事業に取り入れてくれるのか、しっかりと確認していきたいと思います。

投稿者: shigeno