広報広聴常任委員会県外視察

昨日今日と広報広聴常任委員会で視察に出かけました。昨日は栃木県足利市、今日は福島県会津若松市でした。柏崎市議会としては議会だよりを見やすくリニューアルしたり、議会報告会というものを市民との意見交換会に改めるなど、それなりに市民目線に立とうと努めています。その中で、先進的に取り組んでいる2つの自治体を視察しました。

<足利市>

  • 令和元年度から広報広聴常任委員会を立ち上げた。定数10人、正副委員長以外で広報部会4人、広聴部会4人の構成。
  • 地域住民を対象とした議会報告会・意見交換会を年2回、市内3か所で実施している。各会場で出た意見を内容ごとに所管の常任委員会に振り分け、議会の意見を付した後に市長へ提出している。
  • 高校生を対象とした議会報告会・意見交換会を市内県立高校5校から10名ずつの参加で、実施している。参加者を5グループに分け、意見交換を行った。
  • 大学生徒のまちづくり討論会として、足利大学の学生と行った。
  • 中学生への出舞授業を平成30年度から中学3年生を対象に、希望する中学校に出向いて行っている。

<会津若松市>

  • 地区別意見交換会を年2回、市内15か所で実施している。
  • 分野別意見交換会として各種団体の要請により実施している。
  • 柏崎市議会では常任委員会ごとにテーマ設定をして政策提言を行うが、会津若松市議会では、予算決算委員会としてその中の各分科会が地区別意見交換会で出された意見を参考に、政策提言を行っている。

両市とも市民との意見交換会を行うにあたって課題となっていることは、柏崎市と同様なことであり、参加者の募り方、参加者に年齢等の偏りがあるなど、試行錯誤しながらの実施のようでした。先進的といわれていた自治体としての視察でしたが、柏崎市も引けをとっていないと感じました。

受け入れてくださった足利市、会津若松市の皆様、ありがとうございました。

投稿者: shigeno