文教厚生現地視察

今日から文教厚生分科会での2021年度決算審査が始まりました。審査をする前に昨年度予算で建設が進められている東中学校の様子を視察に行きました。来年度4月から新校舎として利用するため、概ねの形はできています。現在は内装に取り掛かっていたり、屋外の自転車置き場をつくったりしていました。といっても、この現地視察は2021年度決算のための視察ですから、昨年度の予算でどれだけ建設がすすめられたのか、という確認になります。そうなると、校舎棟や体育館の土台の部分のその予算が使われていることになり、そこだけを見ることはできません。上の部分、教室や内装などは今年度予算分の工事になっているのです。でも、現在の進捗状況を確認できたことには意義がありました。現場で頑張っている皆様、事故がないように、よろしくお願いします。

午後から本格的な決算審査を行いました。今日は福祉保健部関係の審査です。福祉保健部は一般会計だけでなく、国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計を所管しています。それぞれについて質疑を交わし、予算の執行が適切であったのかを審査しました。今回の決算審査では、文教厚生分科会として、「人材確保、育成」「コロナ感染症対策」に焦点を当てて審査しています。今日も人材確保・育成では医師や看護師等の確保、コロナ感染症対策では生活支援対策やワクチン接種などについて確認しました。決算審査ですから、予算の執行状況だけでなく、その事業執行により市民はどれだけの利益、幸福感を得たのかがポイントになると考えています。ただ与えられた予算を執行しました、という説明では本来不十分なのです。当局も自己評価として市民の変容まで考えているところもありますが、特に国から降りてきている事業についてはその窓口として事業を執行するだけになっているものもあります。月曜日には子ども未来部と教育委員会関係の審査を行い、文教厚生分科会としての意見をまとめます。

投稿者: shigeno