公開議員研修会

議員研修会は毎年、議員を対象に講師を呼び、講演をしてもらったり、ファシリテーションの実際を体験したりということを行っています。今日の講師は高柳出身ということもあり、市民に公開する講演として研修会を行いました。講師は、総務省自治行政局長の吉川浩民(ひろみ)様で、「人口減少期の地方行政と自治体のデジタル化」をテーマにした講演でした。一般の方々だけでなく、市職員の方々も多く参加してくださいました。

デジタル化によって地方間格差は解消する方向に進んでいます。東京一極集中の解消をデジタル化によって進めていこうということですが、最終的に国はデジタル化によってどういう国にしていこうとしているのか、もっと深く聞いてみたかったです。講演の多くの時間、マイナンバーカードの取得促進に費やしていました。新潟県はマイナンバーカードの取得率が全国で下から4番目、41%とのことでした。マイナンバーカードの取得が世界から周回遅れになっているといわれている日本のデジタル化を押し上げることにつながっているとなると、その推進に力が入ることは当然ですね。講演の後、吉川講師とお話をさせていただき、私の弟と高校の同級生だということが分かり、より親近感がわきました。吉川様、ありがとうございました。ますますのご活躍を祈念しております。

午前中には柏崎マラソンの道路の看板付けを行いました。柏崎マラソンは10月30日です。その1か月前ですので、マラソン当日の車の流れの規制のお願いについての看板です。市内の方々はその日は規制があることを理解してくださるのですが、市外から来られた方にとっては突然の規制になりますから、そこでちょっとしたトラブルもあるようです。いずれにしても、マラソン当日、天気も良く、参加者にとっても、スタッフにとっても、市民にとっても、いい大会だったといえるようなものにしていければいいと思います。それにしても、こういう看板設置の作業など、直接大会当日には気に止まらないことも大会準備としてはたくさんあります。こういう地道な活動を確実に積み重ねて、大会を成功させるよう頑張っている人もいます。そういうスタッフの方にも目を向けていきたいと思います。

投稿者: shigeno