文教厚生常任委員会

先週は一般質問でした。今週は各常任委員会が開催されます。昨日の産業建設常任委員会に続き今日は文教厚生常任委員会でした。出席者全員がマスク着用し、それなりの距離をとっています。また、傍聴議員にも制限が加わり、委員として参加していない会派それぞれ一人ずつのみの傍聴しか認められていません。

今日は主に補正予算の審査でした。以下のような質疑が交わされました。

  • 旧教育センター地内の小屋が壊れたための撤去費用だが、その小屋だけの撤去なのか。国道に近い小屋も壊れそうだが。→小屋1か所の撤去である。国道沿いの小屋はしばらく様子を見ていく。
  • 旧教育センターは今後どのようにしていくのか。→使用することはない。電源交付金を利用して建てたものなのでそれを返還をする必要のないように進めていく。
  • 市民プラザの排煙装置の整備の費用だが、定期点検で発覚したのか。改修中の利用に支障はないのか。→定期点検中に確認できた。排煙装置は6機あるので改修の1機以外で対応できる。
  • 北鯖石小学校のグラウンド整備費用だが、工事業者は分割発注できないものか。→そういう手法もあるが、費用が増大したり整備期間が長引いたりすることもあり、望ましいとは考えていない。
  • 学校の健康診断時に使うとされる消耗品費だが、どのようなものか。→歯科検診時に使うミラーや医師看護師用のマスクとガウン。
  • GIGAスクール整備として児童生徒に一人1台のタブレット配布の費用だが、導入のスケジュール、児童生徒に貸し出すときに必要だと思われる保険加入費、タブレットの活用方法はどう考えているか。→タブレットは品不足であり入る時期は不明。保険の加入は保険料が高いので加入せず、万が一の時は予備機で対応する。活用はオンライン授業を見据えていくが、学校間や不登校児への活用を考えている。
  • 生活困窮者への住宅確保費だが、期間と想定人数、借り上げ住居とはどういうものか。→支給期間は3か月間、最長でも9か月間。5人分6か月分を計上している。社協が借り上げているアパートをシェルターとしてそこに住んでもらう。
  • 相談者には寄り添ってほしい。→今回の住宅確保に対しては社協が窓口になっている。相談に来られた方にはこの住宅確保だけではなく、他にも給付できるものを紹介している。

また、この審査に先立ち、教職員組合から出されている請願についての説明を受け、質疑を交わしました。請願は、「少人数学級の早期実現に係る意見書の採択」「義務教育費国庫負担制度堅持・拡充に係る意見書の採択」についてのものです。毎年出される請願です。選挙の改選後出された請願は、採択された場合はその効力が4年間維持するものですので、毎年出すことがどうなのか、と考える人もいます。そういうこともありますが、今日の委員会では全会一致で採択すべきものとなりました。

今日審査されたものは22日の本会議で最終的に採決がとられます。

投稿者: shigeno