柏崎の地域振興を考えるシンポジウム

きょう開催された表記のシンポジウムは柏崎商工会議所の西川会頭が実行委員長になり、柏崎市内の商業界、工業界を牽引していこうとする特に若手の方々が中心になって催した会だったと思います。アルフォーレを会場に2階席まで埋まるような参加者の中、市民参加による「自走するまちづくり」を掲げて、これからどのように取り組んでいくのか、意識を共有させ、持続可能な柏崎を築き上げていこうとする、いわばスタートの会だったと感じました。その中では岸田総理大臣からの祝辞メッセージもあり、国もエネルギーのまち柏崎に期待していることを感じ、柏崎として地域を盛り上げるだけでなく、国にどれだけ貢献していけるのかも考えるきっかけにもなりました。

どうしても経営が難しくなったり、将来の展望が描けなかったりすると、ネガティブなことを言いがちになり、行政の補助金たよりの経営になってしまうところもあるかと思います。だからと言ってこのままではじり貧に陥ってしまう、と感じ、自らが立ち上がり、市民の力で様々な課題を解決していこう、市民の力を集結すれば持続可能な循環型社会への転換が図れる、とこのシンポジウムを計画したのだと思います。

このシンポジウムの計画段階から参加させていただき、今日の会を見せていただきましたが、会場内のエネルギーはすごいものがありました。行政主導でまちづくりやまちおこしを行うことは今までもやってきたことです。しかしなかなかうまくはいかない現実があるようです。その地元の民間事業所の「自分たちが頑張る」という気概がないと補助金を出して終わり、なんてことになりがちだったかもしれません。このシンポジウムは市民が主導して市民が参加して盛り上がりを見せていました。これこそが輝く未来につながると感じました。私個人としても何ができるかを考え、決して傍観者になることなく、柏崎の歩みを一歩でも進めるために力を尽くしたいと思いました。

投稿者: shigeno