3日から関東方面4自治体に行政視察に行ってきました。議会運営委員会と予算決算常任委員会のメンバー合同の視察でした。議員だけでも15人でしたので、大所帯での視察でした。町田市、茅ケ崎市、墨田区、豊島区に行き、行政評価や議会改革などについて学んできました。以下は私の所感です。
町田市
茅ヶ崎市
墨田区
事務事業における内部評価でアウトカム評価を記していることは、その視点をもって評価しているということなので見習うところだと思う。外部評価や議員からの評価などの課題はあるようだが、内部評価の在り方としては学べるところである。また、墨田区議会は柏崎市議会と同様に通年会期制をとっている。そして、そこでの専決処分は0とのことである。このことについては現在柏崎市議会でも検討しているところであるが、取り入れられることであり、目指す方向でもあると思う。さらに、休日や夜間に委員会を開催するなど、住民へ開かれた議会を目指していることも学べるところである。
豊島区
議会改革検討会を設置し様々な改革に取り組んでいる。柏崎市議会ではICT委員会や諮問委員会などを立ち上げ、個別に取り組んでいることであるが、柏崎で進めようとしていることの必要性や大切さが実感できた。現状にとどまらずに、より効率的に、より市民に開かれた議会を目指していくための視点もいただけた。その中でも障害者に配慮した議会として、手話通訳者をモニターに映したり、音声認識システムを導入するなど、誰に対してもきめ細やかに対応していけるように環境を整備するところは。柏崎市議会としての進む方向ではないかと思い、参考にしたい。
柏崎市議会としてはコロナ禍の影響でここ2年間は行政視察に出かけられませんでした。議員としても久しぶりの県外視察だった一方で、議会事務局員は誰一人として議員の行政視察に随行した職員がいませんでした。視察先との交渉や切符や宿泊の手配なども初めてだったと思います。このコロナ禍はこんなところにも影響を及ぼしているのです。なにはともあれ、無事に行って来られてよかったと思います。お疲れ様でした。