決算特別委員会 文教厚生分科会

今日は決算特別委員会の文教厚生分科会の2日目でした。先週金曜日が1日目で、福祉保健部関係の決算審査を行いました。今日は子ども未来部と教育委員会関係の決算審査でした。その後、事務事業評価を行い、分科会に任された内容を終えました。

子ども未来部は、保育・子育て支援・子ども発達支援の各課があります。2019年度は10月から保育無償化が始まり、それに伴う事業が行われたり、2020年の年明けからの新型コロナウイルス感染症対策のための児童クラブの運営も拡大しました。質疑では、障害児に対応した早期療育事業、不登校児に対応したふれあいルーム事業、不登校・いじめ対策、子育て短期支援事業、児童クラブの状況、保育士の人材確保の状況、私立幼稚園保育園の経営状況、母子健康診査や予防接種事業などについて出されました。

教育委員会は、学校教育だけではなく、教育総務・文化生涯学習・スポーツ振興・図書館・博物館の各課があります。2019年度は小学校の学習指導要領完全実施の前年度であり、その準備などで予定されていたことも少なくなかったと思いますが、2020年年明けからの新型コロナウイルス感染症拡大防止のための学校の臨時休業、卒業式などの延期や縮小、中学2年生の修学旅行の延期などなかなか教育活動に集中できない時期がありました。質疑では、時代に合った教育活動についての総括、学校教育実践上の努力点の評価、教職員多忙化解消の取り組み、奨学金貸付事業、特別支援学級介助員や指導補助員事業、スクールバスの利用の在り方、図書館サービス事業、リニューアル後の博物館の状況、学校でのフッ化物集団洗口の状況、スポーツ協会との連携、給食業務運営などが出されました。

適切な審査だったと思います。実は議員側からは事前に質疑項目を当局に渡してありました。これは「通告」ということではなく、あくまで質疑に対して正対した答弁を求めるために行ったことでした。そのため、質疑に対しては混乱する様子もなく、議員が求める回答を聴くことができたと思います。ただ、これは課題ですが、質疑を渡したので、当局の答弁が大変定年で細かくなり、かなりの時間がかかってしまいました。正確な数字や内容が聞けてよかった半面、内容を広げすぎた回答もあったということです。でも、その準備をしてくださった当局の皆様には感謝いたします。

今回の決算審査の分科会の様子については、映像としてみることができます。このサイトの最初の画面から「柏崎市議会・委員会中継」を選んで進んでください。

投稿者: shigeno