原子力防災船舶避難訓練、コツコツ貯筋体操センター

今日は新潟県原子力防災訓練の船舶避難訓練が柏崎港で行われました。柏崎から船に乗り村上市と糸魚川市に避難する訓練です。船は「すがしま」と「えちご」が来ていました。花角知事と櫻井市長も参加していました。

現在は新型コロナ禍の状況ですので、乗船の際には検温をしていましたし、乗船しても区域が分けられているようです。今日は乗船訓練に参加した方が多くなかったため、移動もスムーズで、何も問題はありませんでした。これが地元の方々の参加で大勢集まった場合、検温してからの乗船にどれだけ時間がかかるのかも心配なところです。内閣府、原子力規制委員会、新潟県、柏崎市など多くの関係スタッフが参加していましたので、しっかりと評価してほしいと思います。

今日の朝刊には原子力発電所から30㎞以内の市町村も再稼働に向けて当事者意識をもって検討するよう、議員が超党派で活動を始めたという記事が載っていました。これからの動きがどうなるのかわかりませんが、今日の船舶避難訓練に柏崎市議会議員の見学者は私を含め6人でした。いろいろと忙しいのかもしれませんが、もう少し関心をもって、めったにない機会ですから見学してもいいのではないかと思いました。ちなみに、県議会議員も希望者ということだったようですが、柏崎刈羽選出の2人を含め10人弱の見学者でした。

訓練見学後はフォンジェ内にある「コツコツ貯筋体操センター」「パワーリハビリステーション」の視察に行きました。コツコツ貯筋センターは市の直轄の施設で、管理は介護高齢化の職員が行っています。一方のパワーリハビリセンターは民間が行っている施設で、今年オープンしたものです。

両施設とも現在は新型コロナウイルス感染症防止対策として利用者の人数や利用時間の制限を行っています。コツコツ貯筋体操センターは毎日4回の開催で、各10人に限定して、予約を取って行っています。パワーリハビリセンターも時間制で、1回に7人まで、利用時間も1時間内として予約をとっています。それぞれの予約も8月中は一杯とのことです。

65歳以上の方を主な対象としている施設です。健康寿命の延伸のためとはいえ、実際に参加するのは各個人の意欲ということになります。その意欲がある方が多い状況ですので喜ばしいと思います。

夜にはカシックスK.Vivoで行われている「マーケッティング」に関わるオンライン研修に参加しました。事業所としての売り上げを高めるための顧客の獲得に向けての戦略をどうするのか、ということですので、行政としての取り組みとは少し違っているものかもしれませんが、今までの行政にはなかった視点をもった取り組みを進めることが必要になってきていると思われる昨今ですので、こういう研修は大変有意義だと思っています。特に企業だと商品をいかに知ってもらい買ってもらいリピーターになってもらい他への発信をしてもらえるのか、ということです。それを行政にあてはめていくと、行政の事業を以下に知ってもらいそれを利用してもらい他の人に広めてもらえるのか、ということになるのですが、それを効果的に行っていくかという視点で市の広報活動を見直していく必要があると思います。

今日はいろいろな視察や研修を行いました。フォンジェに行ったときには市民の方から声をかけていただきました。一人でやっていることでも市民の方は見てくださっているのだなあと感じ、力をもらえました。ありがとうございました。これからも広く市民の皆様の意見を聴きながら市政がいい方向へ進められるように頑張っていきます。

投稿者: shigeno