随時会議

今日の随時会議では6月定例会議で可決した補正予算のGIGAスクールとしての小中学校児童生徒への一人1台のタブレット端末の整備について、その財産の取得としての契約を可決しました。総額は2億7400万円ほどです。

導入する機種はipadで、児童生徒用4295台、教師用471台です。小学1・2年生は現在各学校に備えてあるパソコンを用いることにしており、小学3年生から中学3年生までは持ち運びが容易であるタブレットになります。その購入は問題ないのです。国が推進して、補助をするものですから。

しかし、問題なのは、ただハード面を整えただけでは教育活動としては成り立たないところです。このタブレットをどれだけ活用し、どのような力を育み、成果を上げていくのかという方策が大切だと考えます。

今年度から小学校では新学習指導要領の完全実施で、プログラミング教育が導入されました。そのプログラミング教育の指導がどれほどであるのかということも心配なことですし、春先からの新型コロナ対策としての学校休業とオンライン授業の推進についても他地域と比べてやや遅れをとっているように感じます。こういうことを含め、教育委員会としてもしっかりと考えていると思いますが、その運用について明確に示しておくべきだと考えます。このことについての市の考えを一般質問等で質していきたいと思います。

投稿者: shigeno