東村山市議会との合同研修会

東京都東村山市議会との合同研修会が昨日今日と柏崎市を会場にして行われました。この合同研修会は、柏崎市と東村山市が姉妹都市になっている関係で、2年に1回お互いの地を訪れあって研修と交流を深めています。今回の合同研修会は6年ぶりの開催でした。この間、コロナ禍の影響での中止があったりしたためこれだけの期間が空きました。柏崎市での実施は8年ぶりです。ちなみに、柏崎市と東村山新交流はスポーツ交流から始まりました。東村山市のスポーツ協会の会長が柏崎市出身ということで1976年からスポーツ交流は始まったのです。その後、1996年に姉妹都市提携をし、市としても議会としても交流が本格的に行われたのです。姉妹都市になる始まりはいろいろあるのでしょうが、スポーツがその起源だったというのは珍しいのかもしれません。

昨日の午後に東村山市議会の皆様が到着し、その後さっそくにテーマを決めての意見交換会を行い、夜は情報交換としての交流会を行いました。東村山の議員の皆様は夜まで疲れを知らないように精力的な活動をしていました。すごいパワーを感じました。

姉妹都市ですが、それぞれが置かれている状況はかなり異なっていました。東村山市の人口は15万人ほどですが人口が微増していたこともあったとのことですし、面積は17平方キロメートルで、1辺が4キロメートル四方の土地を想像してもらうといいとのことでした。柏崎市の人口は年間1300人ほどの減少があり、現在は6万7000人ほど、面積は442平方キロメートル。と、これだけでもかなりの違いがあります。町内会の所属の割合も50%以下ということも、衝撃でした。地域としての考え方自体が違うのかもしれません。そういうこともあり、最初の意見交換でも、それぞれが感じる課題も微妙に違っていたようでした。でもそれは仕方のないことですし、私たち議員の目指すところは市民の福祉の増進であることに違いはありません。

今日は昨日と一転して柏崎市内の見学でした。まず議場を見た後、夕海で柏崎の日本海の様子を見て、海産物をお土産としてもらい、木村茶道美術館でお茶を召し上がっていただきました。お茶の体験では、実際に数百万円するという茶碗を使ってのお茶でした。だからといってあまり作法にこだわらず、お茶を楽しんでもらうことを第一にしているところが大変素晴らしいところだと思います。東村山市議の方々も感心していました。そしてお昼前には柏崎をたち、東京へと帰っていきました。

2年に1回の合同研修会。次回は2年後に東村山市を会場に行う予定です。

投稿者: shigeno_masaki