今日は視察最終日の3日目でした。昨日秦野市に宿泊後、朝早めに出発し、埼玉県川越市へ移動しての視察でした。朝の移動は通学通勤時間帯ということもあり、久しぶりの満員電車への乗車になりました。東京での学生時代には別に苦にもならなかった満員電車ですが、今日久しぶりに乗ってみたら、…大変でしたね。インバウンドで学国から日本に来ている方が感じる日本の良くないところのワースト1が満員電車だということには納得がいきます。
今日の川越市での視察は、ハラスメント防止の取り組みとしてのハラスメント条例の制定についてでした。柏崎市でも議員倫理条例の中に一部記載がありますが、川越市では単独の条例として制定しています。ただ、この条例制定も実際にハラスメント事件が発生したことに事を発しています。きっかけはどうであれ、ハラスメントやコンプライアンスの意識向上を図るために議会として積極的に取り組んでいる様子が感じられ、現在の社会情勢を先取りしていたことに感心しました。以下は所感です。
川越市議会では平成31年3月7日に全国で2番目になるハラスメント根絶条例を制定した。この条例制定は実際に議員によるハラスメントが起きたことがきっかけであったが、議員及び職員もその後の研修会などを通してハラスメントの実際やその防止、コンプライアンスについて学び、資質の向上に努めている様子を感じた。柏崎市議会でも議員倫理条例の中にハラスメントについても記してあったり、コンプライアンス研修を行ったりすることで議員の資質向上に取り組んでいる。条例があるからしないというのではなく、現在社会における規範として身に付けておく必要があるものについては、ことあるごとに情報の共有と防止策の徹底を図る必要を感じた。