中学校卒業式 総括質疑

今日は柏崎市内の中学校の卒業式がありました。少し早いように感じますが、毎年公立高校の入試前に卒業式を行う関係上、この時期になります。

私は母校でもある地元の第一中学校の卒業式に参列させていただきました。昨今では市内の中学生も少なくなり、第一中学校の卒業生は63名でした。第一中学校は今年の卒業生を含めた卒業証書授与者は、14779名です。この数は今年の最後の生徒の卒業証書に記載されている番号です。そして今日は77回目の卒業式でした。調べたところ第一中学校の創立は昭和22年(1947年)でした。ですから創立と卒業式の回数はあっていることになります。こんなことを考えたのは、実は小学校はそうではないからです。その話は別のところで。

今日の第一中学校の卒業式の話です。一言でいうと大変感動的でした。これは毎年感じていることなのですが、特に、卒業生合唱がいいです。ともするとやや斜に構えがちな思春期世代の男子も大きな口を開け、涙ぐみながら歌っていました。こういうことを一生懸命にできる子どもたちって本当に素晴らしいと思います。やっている人が本気だから、見ている人も感動するのですよね。

それはともかく、中学校の卒業式は参列している人も感動的な式になっていると思います。小学校と少し違い、春からの進路、進学先がバラバラになっていくことにその要因があると考えます。もしかするとこれから一生会うこともない同級生もいると思うと、これまで小学校時代を含めた9年間で培ってきたものがあふれ出てくるのかもしれません。私自身、小学校・中学校・高校・大学・大学院と卒業(修了)してきて、それぞれの卒業式に出てきましたが、今でも一番の思い出として残っているのが中学校の卒業式です。式というより、それが終わってから校門を出て、在校生や先生方がいるところを通って帰宅する、その時に泣きそうになったということを覚えているのです。

今日は市内に11ある中学校で卒業式が行われました。どこの学校でも素晴らしい式になったと思います。この3年間、子どもたちを指導してくださった先生方、ありがとうございました。保護者の皆様、おめでとうございました。卒業生に輝く未来がおとずれることをお祈りいたします。

卒業式は午前中でした。午後からは議会で、予算決算常任委員会が開催され、財務部長に対しての「総括質疑」が行われました。今回は2会派からの質疑でした。「令和6年度地方財政計画と当市の令和6年度当初予算」「財政見通しと令和6年度予算」「新年度における健全財政検事と財源確保」「ふるさと納税の一般財源化」「事業別の予算書」「電源立地地域対策交付金を活用した事務事業の選出」「財政調整基金の取り崩し額」についての質疑でした。この総括質疑は各個別の事業に関わることではなく、市全体に関わる予算、財源、国との関連などを聞きます。個別の事業については8日から各常任委員分科会で行う予算審査で質疑を交わすことになります。

投稿者: shigeno