母校柏崎小学校の150周年記念式典が行われました。実行委員の皆様が数年前から着々を準備し、本日に至りました。まずは実行委員会の皆様、お疲れ様でした。素晴らしい式典、イベントでした。
私がこの柏崎小学校を卒業したのがちょうど創立100周年の年でした。この150周年という言葉を聞くと、どうしても50年前の100周年当時のことが思い出されるのです。自分が学級代表として100周年の植樹をしたこと、当時出来立ての校舎で過ごしたこと、小学校前にあった図書館(今の人物資料館)のこと、公認グラウンドでの運動会・・・、まだ鮮明に記憶に残っています。といいたいところですが、先日の柏崎小学校の音楽祭におじゃましたとき、100周年当時の学校の航空写真が展示されていました。それを見ると、自分が記憶していた景色とだいぶ違っていたのです。こんなところにこんな建物があったんだっけ、などと自分の中でそれなりに美化したものが記憶として残っていたのですね。
それはそうと、今日は式典だけでなく、子どもたちの発表やプロによる朗読劇がありました。その朗読劇は、柏崎小学校にまつわること、トラのはく製のことや青い目の人形のことがテーマでした。これらが柏崎小学校にある経緯というかストーリーは小学生の頃には知りませんでした。議員になり、数年前まで子どもたちが行ってきた「劇」を見せてもらうことによって知ることができたのです。歴史を知ることでそのものがもつ意義や地域の方々の思いも知ることになります。きっと柏崎小学校だけでなく、今年度150周年を迎える市内の9つの小学校にもこれからも伝えていくべき歴史があるのだと思います。ちなみに150周年を迎える小学校は、「柏崎小学校」「比角小学校」「枇杷島小学校」「大洲小学校」「鯨波小学校」「槙原小学校」「日吉小学校」「米山小学校」「鯖石小学校」です。明治6年度創立です。
今日は心が温かくなる一日でした。