柏崎市危機管理部による防災講演会が行われました。板橋区に防災課長を経て今は内閣府地域活性化伝道師などを務め、広く地域防災について講演をしている鍵屋一(かぎやはじめ)様を講師に迎え、標記のテーマでの講演でした。特に要配慮者の避難について、どうあるべきなのか、施設関係者だけでなく、地域の中における助け合いを中心にお話しくださいました。最初から100点を取るためにもれ落ちなく準備を進めることも大切なのでしょうが、60点でも命が守れたらそれを次に生かして向上させていく、というスタンスで取り組んだ方が気持ちにもゆとりができるのではないか、というのです。当然命が守れないようでは100点の準備ができていても意味がありません(こんな場合は100点の準備とは言いませんね)。同時に、避難できたとしても避難所で命を落とすこと(災害関連死)になっても意味がないことです。
柏崎市では町内会ごとに自主防災会を組織しているところが多くあります。町内によってはその組織に防災士を位置付けたり、要配慮者名簿こそ預けられていませんが、班ごとに一人暮らしの高齢者や障害がある方などを把握し、昼間あまり人手がなくてもそれなりに協力し合える準備を整えてあるところもあります。組織があってもそれが機能しない場合が少なくないので、定期的な訓練も必要です。とにかく、一人一人が自分が当事者として活動に参加するのだ、という意識をもって、日頃から近所づきあいをしたりしておくことが大切だと思います。鍵屋様、ありがとうございました。

