議会運営委員会での県外行政視察2日目

今日は視察2日目でした。午前中に目黒区、午後から所沢市に伺いました。

目黒区では、議会BCPについて学びました。BCPとは、「業務継続計画」のことで、災害などが発生し、議会機能が適切に発揮できなくなったりしたときに、どのような動きをするのかを決めておくものです。柏崎市としては行政側として地震発生時のBCPは策定してありますが、原子力災害時のときのものはまだですし、議会としてのものは正式には策定してありません。以下は所感です。

議会BCPについての視察でした。目黒区では、2019年2月に東京23区としては初めて議会BCPを策定しました。その2年前に議員から提案され、その後、議会として先進地視察などを行い策定したとのことでした。目黒区の面積は14平方キロメートルと大変コンパクトで、柏崎の実態とはあまりにも違い過ぎてはいますが、議会として災害発生時に求められる機能を全員が共通理解の上で、災害対応に当たっていくために必要な計画です。柏崎市では2022年1月に地震災害編としての市行政としてのBCPは策定してあります。しかし、行政側の原子力災害、議会としてのそれら両者のBCPはまだ策定してありません。いくつかの課題があり、その策定には時間がかかるかもしれませんが、議会としては災害対応マニュアルに沿った意識を共有することの必要性を感じました。

所沢市では、議会機能強化をテーマにして視察でした。特に柏崎市では「議員間討議」を各常任委員会や分科会開催時に活用していこうとしています。所沢市の在り方を少しでも学びたいと思いました。以下は所感です。

議会の機能強化についての視察でした。特に議員間討議の活用や進め方について、柏崎市議会としてはまだ研修等を深めていく必要を感じていました。所沢市議会では、堅苦しい規則などで議員活動や議会活動に制限を設けるというのではなく、例えば、議場に蓋のついたカップに飲料を入れて持ち込むことを認めたり、議員間討議に似たものとして自由討議を盛んに活用したりと、最終的な目的である市民の福祉の増進が果たされればいい、という考えのもとで進んでいるようでした。それをそのまま柏崎市議会に取り入れるべきとは思いませんが、自分たちのルールを自分たちで県が得て決めていくというスタンスは大切だと感じました。

今回は3か所の視察で、それぞれのテーマで学んできました。振り返ると、柏崎市もそれなりに進んでいるところも少なくないことを感じました。あとはそこにいる議員の資質向上のための各自の研修であり、柏崎市議会としての市民への向き合い方を考えていくことになります。今回、視察に協力いただきました杉並区、目黒区、所沢市の皆様、ありがとうございました。

投稿者: shigeno