綾子舞現地公開

綾子舞がユネスコ無形文化遺産に登録されてから初めての現地公開が行われました。コロナ禍の影響も少なくなり、参観者も200人を超えるくらいでした。やや狭いくらいの観覧場所でしたが、満員でした。口々にこの公園を待ち望んでいたと話していました。柏崎市内だけでなく、群馬県から見に来たという方もいました。来年からは現地公開のための常設舞台が完成することもあり、この形の公演はこれで最後です。

今日の公演は「下野」も「高原田」とも初めて舞台に立つという若い方もいて、初々しくはつらつとした雰囲気がありました。後継者の育成は難しいと思います。両座元ともそれぞれに活動を広げているところです。市民のみならず大勢の方々に認知されるといいと思います。もうお分かりでしょうが、2つの座元が演じるときには、写真にように後ろの幕が変わるのです。

現地公開は年に1回です。それまでのアルフォーレなどでの公演とはまた一味違う趣がありました。柏崎市としても常設の舞台建設を行うなど、綾子舞の保存に向けて力を入れています。このサイトをご覧になっている方の中に綾子舞をまだご覧になっていない方がいるとしたら、ぜひ公開があるときには訪れてほしいと思います。伝承の文化を小中高校生がしっかりと受け継いでいる姿を見て、心を打たれること間違いなしです。

今日は朝から町内の成年会による鴨が池公園の草刈りを行いました。6月にも草刈りをしましたが、公園内で子どもたちが遊べるような感じではなくなっているくらいの草の丈になっていました。草刈りは皆さんもお分かりのように大変な作業です。特に今は気温も高く、1時間もすればへとへとになります。普段から外での活動がない私にとってはそれはもう、大変でした。でも、そのあとの公園で遊んでくれる子どもたちの姿を想像すると、頑張れます。夕方、草刈り後の鴨が池公園脇を通ったら、バスケットゴールで遊んでいる親子の姿がありました。待っていましたと言わんばかりでしたね。

夕方には隣の町内、新花町の秋祭りを金毘羅神社で開催していました。天気も良く、風もなく、いい感じでした。参加者は若い方、子ども連れが多く、これもいい雰囲気でした。新花町にはお店が多くあり、そのお店の方が出店していたり、町内会の役員が焼き鳥を焼くなど頑張っていて、雰囲気を盛り上げていました。こういう町内の集まりっていいですよね。しかも町内の人だけで盛り上がろうとするのではなく、誰でもウェルカムのところがいいです。もう、コロナ禍の影響も感じられないくらい通常の活動に戻っています。

投稿者: shigeno