綾子舞 ~AYAKOMAI 鵜川から世界へ~

綾子舞がユネスコ無形文化遺産登録されたことの記念事業として、アルフォーレで記念講演や公演を行いました。ユネスコに登録されてから現地公演、アルフォーレ公演と何度も見せてもらえる機会がありました。今日はただ公演を見るだけではなく、「下野」と「高原田」で伝わる踊りの違いをいくつか紹介されました。その時にも言っていましたが、二つの座元の踊り手は同時に一つのステージに上がることは通常ないことなのだそうです。それが今日、行われたのです。その違いとは、まずは衣裳です。下野は振袖ですが高原田は袴をはきます。それだけを見ても踊り方の違いが分かります。振袖では袴と違い脚が上がらないのです。そういえば、踊りを見ていても確かに違っていたと思いましたが、同時に衣裳を見て比べる機会がありませんでしたから、なんとなくという雰囲気でしか感じられませんでした。そして両座元とも扇子を使って踊るのですが、その使い方も違いました。言葉で書くことが難しいので書きませんが、扇子を使って大きく扇ぐときの動作の違いなどいくつもありました。こういう解説を聞いてからの公演は、これまでと違った面白さというか奥深さを感じました。

今日も大勢の方々が来られていました。綾子舞をはじめ無形文化財はその伝承が課題になっています。人材の育成が大きな問題です。今は綾子舞の地元である新道小学校と南中学校で子どもたちへの伝承の活動が行われていますし、市民の講座としても活動しています。自分がその保存のために活動をしていなくて言うのは申し訳ありませんが、柏崎の宝だった綾子舞が世界の宝になったのですから、もっと市民全体として継承に力を入れていければと思います。

投稿者: shigeno