市教育センター研修(放射線教育)

今日の市教育センター研修は二田小学校で5年生を対象にした放射線教育の授業の参観および指導者の研修でした。講師は理科センターに所属している岸先生です。理科を担当していた教員OBです。自分が担任していないクラスの授業を飛び込みで行う難しさは実際に経験した人にしかわからないものです。でも、そこはさすがのプロです。子どもたちだけでなく、参観していた私たちにもわかりやすく、しっかりと頭と心に残る授業をしてくださいました。

さて、この放射線教育は市内の小中学校で毎年確実に実施することになっている題材です。当然、小学生と中学生は発達段階や知識の差もあり、かなりレベルが違っていますが、放射線のメリットデメリット、原子力発電所と放射線の関係など、政治色を帯びないように指導します。教職員の中にも原子力発電所の在り方や再稼働についての考え方に違いがあるでしょうし、子どもたちの身内が原子力発電所関係の仕事に就いている場合も少なくないでしょう。そういう状況においての放射線教育ですから、指導者としてそれなりの研修を受けておかなければならないものだと思います。

柏崎市議会はこの4月に選挙があり、新しいメンバーになりました。今は特別委員会の設置についての話し合いが行われています。これまでは市議会の中に特別委員会として「原子力発電所にかかる特別委員会」が必ずといっていいほど設置されてきました。今回もおそらくこの原子力発電所に関する特別委員会は設置されると思います。どのような内容で調査研究していくかはこれからですが、その中における学校現場での放射線教育の在り方も議員としては指導現場を参観するなど研究しておくべきことの一つだと思います。

投稿者: shigeno