おさかな祭り 涅槃像開眼式 拉致問題解決フォーラム

今日はいい日のようで、柏崎市ではいろいろなイベントが開催されました。朝から「クリーンデー」として市内の主に町内会が主体となったクリーン活動を行いました。自宅周辺の側溝掃除や町内の公園の草刈りなど、多くの市民が活動に参加しています。私の所属している町内のクリーン活動は9時からでしたので、標題のようなイベントへの参観等があった関係で、私自身はクリーンデーへの参加ができませんでした。

おさかな祭りは4年ぶりの開催でした。柏崎港脇の夕海周辺で行いましたが、天気もいいこともあって盛況でした。これまではマスク着用だとか密にならないとかいろいろな制限下でのイベントでしたが、それもなく伸び伸びとした雰囲気でもありました。漁業関係者、観光協会の方々を始め自衛隊の方も来られていましたし、柏崎市としても力が入っていました。

おさかな祭りは初めだけで次に極楽寺に行きました。市指定文化祭の「涅槃像」の修復完成開眼式に参加しました。この涅槃像は仏像ではなく刺繍された繍仏です。この涅槃像は1792年に柏崎で生まれた単瑞(たんずい)が完成させたものです。200年以上前につくられたものですので、いたるところが痛んでいましたから今回修復することになりました。実はこの涅槃像が修復される前にも極楽寺を訪ねて話を聞く機会があり、そのご縁から今日の開眼式への参加になったのです。柏崎市からも修復の費用が出されています。写真にもあるように、これだけの大きな刺繍を完成させるということは大きな仏像をつくるに匹敵、いやそれ以上の技術や苦労があったと想像します。しかも、この涅槃像1つだけではなく、単瑞は同じような曼陀羅の刺繍も完成させています。言葉には表せない荘厳なものですし、何時間でも見ていられるものでもあります。こういう柏崎の宝は市民だけの宝にするのではなく、広く全国に発信したいと思いました。

午後からは「拉致問題解決のためのフォーラム」に参加しました。拉致問題といえば蓮池薫さんということになります。実は、5月25日に第一中学校で蓮池さんの話を聞く機会がありました。蓮池さんがご自身の体験を中学生に語るところを一緒に聞かせていただいたのです。そこで話を聞いていたから今日のフォーラムの石高健次さんの講演やパネルディスカッションの内容がしっかりと入ってきました。今さらながら拉致問題は過去の問題ではなく、「今」の問題だということが強く意識に残りました。そして、このような拉致問題をテーマとしたフォーラムが全国いたるところで開催されることが、その解決を近づけているのだとも感じました。ブルーリボンを付けているだけで拉致問題が解決するわけではありません。私たちも自分の知人に拉致問題についてことあるごとに話をして、解決のための輪を少しでも広げていく必要があるのだと思います。

今日一日いろいろなことがあり、それも一つ一つが重く大きなものだと感じています。議員として取り組めること、意識として持っていてことあるごとに話題提供していけるようにすること、一人の人としてその重大性を認識し輪を広げていくこと、・・・考えさせられることが多く、頭を整理する時間も必要だと感じています。とても長く充実した一日でした。

投稿者: shigeno