副議長に就任しました

今日、改選後初めての会議、随時会議が開催され、議会人事が決まりました。正副議長などは議場で議員による選挙で決まるのですが、実は今日までの間、様々な調整がありました。

私としては当選後、前の期から引き続き三宮直人議員と会派を組むことは決まっていました。会派内では会派長、議会運営委員、文教厚生常任委員という役割を分担していました。特に文教厚生常任委員としては、前の期から取り組んでいたことをそれなりの立場として実現させていくという決意をもっていました。しかし、昨日までの数日間で副議長を務める覚悟を決めるにいたったのです。

議長に立つには所信を表明しなければなりませんが、副議長に立つには所信を表明することができる、という決めがあります。所信を表明することができるとありますが、4年前2年前に副議長に立った人は所信を表明していましたので、私も表明することにしました。決意をしてから日にちがなかったため十分な内容だったかどうかわかりませんが、以下のような所信を述べました。

「これより副議長の重責を担う所信の一端として2点について述べさせていただきます。さて、さきの市議会議員選挙では、投票率は56.83%と過去最低となりました。様々なことの影響があったと思いますが、市民の市議会への関心が以前に比べ薄れていると思える数値でした。このことは政治全般への無関心が危惧されることにつながり、改めて危機感を覚えるとともに、何らかの手立てを打つ必要性を感じています。このことを含め、まず1点目です。課題本位の信頼される議会についてです。議会基本条例に、「議会は活力と創造に満ちた議会活動を誠実に行い、市民に信頼される議会を目指し」云々と記されています。信頼される議会とは、議会として目指すところでもあり、同時に市民の負託にこたえてこそ得られるものです。これまでも取り組んできたことではありますが、実際の数値を適切に分析したり、市民の生活の中から発せられる声を聞いたりすることにより柏崎市の課題を把握し、その解消に向けて政策立案や提言を行うことで柏崎市の発展及び市民の福祉の増進に努めていくこと及び情報公開と情報発信並びに市政の監視と評価を含めた議会改革をさらに推進し、課題本位で市民に信頼される議会を議員の皆様とともにつくってまいります。2点目は、持続可能な強い議会についてです。議会の中では思想信条や意見の相違は当然のところです。その中、多様性を尊重しながら、議論により集約していくことが議会の役割と考えています。こうした合意形成のプロセスを大切にし、二元代表制の一翼を担う議会として、強い議会を目指してまいります。また、議会組織として高いレベルで存続していけるよう、議員個人としての資質の向上を含めた人材の育成及び議会としての組織強化をこれまで同様に推進していきたいと考えております。最後に、副議長は、議長の補佐が重要な役割です。議員の皆様のご協力のもと、公正・公平な議会運営に努め、市政課題を共有しながら積極的な議論によって市民の生命と安全・安心、そして財産が守られ、市政のさらなる発展につながる議会運営ができるよう力を尽くす覚悟であります。議員の皆様方におかれましては、ご理解、ご支援を切にお願い申し上げまして、私の所信表明といたします」

投票の結果投票数22、有効投票数20、重野正毅への投票数20でした。このような結果で副議長に当選させていただきましたので、議員の皆様および市民の皆様の期待に応えられる議会運営を行っていきたいと思います。この前に行われた議長選では議長に柄沢均議員が当選しましたので、柄沢議長を補佐していくとともに、二人で協力して議会をリードし、市当局と向き合い、市民の福祉の増進を目的に市制のさらなる発展に力を尽くしていきたいと思います。

以下今日決まった議会人事です。

議長:柄沢均  副議長:重野正毅

議会運営委員会 委員長:上森茜  副委員長:持田繁義

予算決算常任委員会  委員長:重野正毅  副委員長:持田繁義

総務常任委員会  委員長:佐藤正典  副委員長:近藤由香里

文教厚生常任委員会  委員長:春川敏浩  副委員長:五位野和夫

産業建設常任委員会  委員長:阿部基  副委員長:田辺優香

広報広聴常任委員会  委員長:星野幸彦  副委員長:三宮直人

後期高齢者医療広域連合議会議員:山本博文  

投稿者: shigeno