今日の本会議をもって２月定例会議は終了しましたし、今任期の定例会議全てが終了しました。令和５年度の一般会計、特別会計の予算は賛成多数ですべて可決しました。この一般会計予算は毎年のことながら、共産党は反対しますので全会一致での可決にはなりませんでした。このように議案に一部の会派が反対したりすることはよくないことだ、という市民も中にはいます。でも、逆にすべてがすべて同じ判断しかしないようでは、それはそれでよくないことだと思います。議会としては決して理事者側にすり寄ることがないように、是々非々の立場で、市民の福祉増進を判断基準に据えた審議をする必要があると思いますし、そうしているつもりです。
そして、今日で今任期の本会議も終わりました。長かったようで、短かったようで、何とも言えませんが、少なくてもその前の４年間に比べれば、私自身中身の濃い４年間を過ごしてきたと思います。自分自身の議会内での立ち位置にしても、よりはっきりしてきたと感じています。何より、私自身が八方美人的なことではなく、できることとできないこと、自分の考えにあっていることとそうではないことをはっきりと打ち出すことができてきているように思います。つまり、市民からの相談に対しても全てかなえられるようなきれいごとを言うのではなく、市としての現状、議員としての取り組める範囲をしっかり説明し、それを分かってもらうようにしています。そういうことを言うことにより、私から離れていく人もきっといると思いますが、それは仕方のないことです。
夜には市の職員との４年に一度の年度末懇親会がありました。課長以上の方々と議員、マスコミ関係者が一堂にそろうのはこの選挙前の年だけです。市職員も３月で退職する方、他の部署に異動する方が分かっている状況での懇親会です。これまでお世話になった方々とお別れをすることは寂しいことですが、お互い次のところで元気に過ごして、またどこかでお会いできればいいと思います。今年度、ありがとうございました。
