市内中学校卒業式

今日は3月3日ですが、市内中学校の卒業式が行われました。昨年度は3月7日でしたから、早いという印象があります。ただ、公立高校一般入試が7日にあるという関係上、今日が卒業式というのは仕方のないことかもしれません。

私は母校である柏崎第一中学校の卒業式に参列しました。市内の中学校11校で第一中学校のように来賓の参列が認められた学校はほんの一握りでした。いまだに新型コロナ感染症の影響が残っているところも少なくないようです。

今年の卒業生は入学早々、分散登校になったり、多くのイベントが中止や縮小されたり、学校生活においても様々な制限がある中での活動でした。そして、マスク着用が義務づけられているような場面もあり、友達の顔の全体が分からないまま卒業を迎えた仲間もいるのではないかと思います。恩師の顔も覚える間もなかったかもしれません。中学時代3年間を振り返った時、今はあまりいい思い出が残っていないかもしれませんが、きっと大きくなって振り返った時、自分の子どもに中学時代のことを話すことになった時、笑顔で話せるようになっているといいと思います。でも、今日の卒業生はマスクを着けていませんでした。全員がしっかりと前を向き、自分の顔をみんなに少しでも印象付けておこうとする表情は大変輝いていました。卒業生の皆さん、卒業おめでとう。

保護者の皆様はずっとマスクを着けた参列でした。教職員、来賓も同様でした。でも、自分の子どもが誇らしげにしている卒業の様子を目に焼き付けられたことはよかったのではないでしょうか。昨年、一昨年の卒業式はこうではなかったのですから。いずれにしても、子どもたちをここまで素晴らしく成長させたのは保護者の皆様の力以外の何物でもありません。卒業、おめでとうございます。

もうマスクもなく、制限もない通常の学校生活、イベントの開催になるといいですね。

投稿者: shigeno