以前にも記しましたが、綾子舞がユネスコ無形文化遺産に登録され、今日その報告会が行われました。柏崎市の宝が日本の宝に、そして世界の宝になりました。今年は現地公演があり、アルフォーレ公演があり、そして今日の報告会と３回も綾子舞を味わうことができました。
今日の報告会では下野と高原田それぞれの舞だけでなく、それぞれの座頭によるトークがありました。トークでは、現在の綾子舞の状況だけでなく、課題が話されました。特に課題としては、これまでも言われていたことですが、後継者不足が何よりの課題とされていました。現在は新道小学校、南中学校で伝承活動を続けている以外に、市民講座的なもので、高校生以上の方々にも学んでもらっていますが、なかなか広がっていかないようです。
いずれにしても、綾子舞の伝承は柏崎の務めです。様々な機会を通して綾子舞の姿を見てもらい、まずは知ってもらうこと、その後に理解を深め、踊り、演奏できる人材を育てられるといいと思います。
