青少年健全育成大集会

今日は青少年健全育成市民会議やPTA連合会が主催する表記の大会が行われました。今回の実勢研修のテーマは「スマホやゲーム機器に関するトラブル、持たせた親の責任?」でした。大和中学校の青木校長先生、関谷弁護士から現状について話を聞かせてもらいました。このスマホなどは私が現職の頃から問題となっていました。使い方については、料金、個人情報、いじめなど問題行動は当時から言われていましたが、現在では犯罪のツールとしてのスマホという視点があるので、薬物売買、家出や性的被害などにも広がってきています。児童生徒としてスマホに関わったいじめや問題行動の多くは、その解決を求めて学校に持ち込まれ当事者同士の確認やら保護者を交えての指導会やら、教員としても大変な対応になっていると思います。今から10年以上前から中学校ではそういう問題になっていました。でも、その当時から私を含め多くの教職員は、このスマホに関する問題は家庭の問題であって、学校が関わるものではないと思っていました。学校が関わるから自体が大きくなったり、余計な問題まで広がったりしていましたから。今日の実践研修で言われていたのは、スマホは家庭の問題、ということです。スマホは子どもに与えるというのではなく、貸与していると捉えるもので、その管理の全ては親の責任である、のです。このことは当然のこととはいえ、子どもに与えてからは一切子どもの任せているので親は関係ありません、というような態度をとる親も確かにいます。そういう親の子どもがトラブルに関係したとき、学校に泣きついてきたり、学校にその責任を押し付けたりするのではないかと思ってしまいます。今日の話をぜひ、子どもを持つ親に徹底してほしいと思います。

投稿者: shigeno