一般質問3日目

今日も一般質問でした。6人の議員が、「東京電力ホールディングス株式会社の不祥事に慣れていないか」「災害におけるガソリン等燃料の重要性」「太陽光発電の可能性」「小中学校の学区再編方針」「米価下落から農家を守るには」「長引くコロナ禍における暮らし・営業の対策」「柏崎刈羽原子力発電所に関わる根本問題」「水道事業に寄せる期待と課題」「市職員の定年延長の導入を見据えた今後の方向性」「子どもの健全な成長を守る取り組みを」「女性の生命と健康を守るために」「行政情報のオープン化」についての質問を行いました。

この中でも笠原議員が話した学区再編方針に対する地元の方々の声、これには切実な思いが込められており、職員に「想像力・創造力」を求めている市長にしては、「想像力」が欠けていたのではないかと思わせたのではないかと、想像します。方針を出す前に市民からの声を聴取していなかったこと、100歩譲って声を聞かなくとも市民の気持ちを想像しての策定であるべきだった、と感じてほしいと、笠原議員の話を聞いて思いました。このことについては連日ここに記していますので、これくらいにしておきます。

これ以外のことで、私も前々から問題意識をもっていた「水道管」のことです。佐藤正典議員からの質問でしたが、まさに聞きたかったことでした。全国的にも水道管の老朽化が心配され、いたるところでその老朽化に起因する漏水や様々な問題が発生しています。柏崎では中越沖地震発生の際、水道管についても補修がなされ、全国で心配されるような事態までは至っていないと思っていました。今日の答弁で、「市内には1090kmの水道管がある」「そのうち老朽管(60年以上経過しているもの)はない」「そのうち29kmが経年管(40年以上経過しているもの)である」「2025年までに経年管の補修などを完了させる計画である」旨のものを確認できました。水道は人の命に直結するライフラインです。個人的には絶対に民営化せず、自治体の直営で管理してほしい事業です。柏崎の水は他の地域に比べてもおいしく安全に管理されているものです。それも西巻進四郎さんをはじめとする水道事業に関わってこられた先人の魂がこもっているものです。柏崎が誇れるものです。これからも柏崎の水道の素晴らしさを私も発信していきたいと思います。

明日からは令和4(2022)年度予算についての審査が始まります。新潟県の蔓延防止等措置が解除になったため、委員会の傍聴も可能になりましたが、インターネット中継もありますので、そちらを利用しながら各分科会審査を確認していきたいと思います。

投稿者: shigeno