一般質問2日目

今日は一般質問の2日目でした。6人の議員から、「冬季の交通確保」「市民の心と体の健康維持」「みどりの食料システム戦力、Jクレジット制度の認識と今後の取り組み」「柏崎経済の付加価値工場」「公共交通の維持」「柏崎市のごみ処理」「18歳成人年齢引き下げ」「公営住宅と集住率」「環境問題としての農業用殺虫剤」「公表された小中学校再編方針」「第五次総合計画後期基本計画との整合性」「健康寿命の延伸に向けた人と人とのつながり」「主体的な個の挑戦が共感から共育となり共創を生む」といった質問がなされました。

昨日私も質問した小中学校学区再編方針については、高柳に住んでいる村田議員から、地区の方々の心の叫びともいえる声を、訴えを聞くことができました。その答弁も昨日の繰り返しに近いもので、子どもの教育のためには一刻も早く統合したほうがいい、というもので、仲間による切磋琢磨が教育上よいと考えるので一定規模以上の学校にしていく、旨のことでした。昨日、私も言ったのですが、例えば児童生徒が一人だとしたら学校で社会性は育むことはできないものでしょうか。その場合でも地域の大人と一緒の活動をしたり、いまだとオンラインで他校とつながったり、実際に移動して他校と交流することを通して育むことはできるのです。全国にも、特に離島では、このような少人数で教育活動を行わざるを得ない地域もあります。でも、立派に成長しているではありませんか。また、この話を聞いていると、不登校児への思いはあるのだろうか、という気持ちになりました。様々な事情により学校に行けない、同年代の子どもたちと関わることができない子どももいます。そういう児童生徒は社会性が身に付かないのでしょうか、健全な成長が望めないのでしょうか。突っ込みどころがたくさんあり、矛盾をたくさん含む説明になっているように感じています。最初に提案した内容をゴリゴリ推し進めていく、強引に2年後の統合に向けて進めていこうとして答弁しているように感じます。教育委員会の方々にも疑問をもっている方はきっといると思います。でもそれを発信できないでいるのではないでしょうか。

明日も統合対象地域在住の笠原議員からこの小中学校学区再編についての質問があります。これだけ問題視している議員がいることを当局はどうとらえているのでしょうか。

投稿者: shigeno