新潟県原子力防災訓練

新潟県が主体になり、原子力災害時における訓練を行いました。今日9日と11日、13日に分けて、それぞれのメニューをこなします。今日の午前中が災害対策本部の運営訓練でした。新潟県庁、柏崎市、長岡市、小千谷市、十日町市、見附市、上越市、燕市、刈羽村、出雲崎町などがリモートでつながり、県内一斉の指示から動きを確認したり、各自治体ごとの動きを確認したりしました。午後からは市内では大洲小学校と荒浜小学校で児童を保護者へ引き渡す訓練が行われました。

柏崎市では毎年のように訓練を行っていますが、県をはじめ、他の自治体とリモートでつないでの訓練は初めてかもしれません。コロナ禍になり、リモートで会議などを行う環境が至る所で整備されたため、各自治体同士でもこのような会議が行えるようになったと思います。コロナ禍がなければこれほど速やかにインターネット環境の整備が進んだかどうかわかりません。いずれにしても、互いの顔を見ながらの会議が遠隔でも行えることは、このような危機に見舞われた時には、冷静さを保つためにも有効だと思います。

あいにく今週は新潟県では天気が悪く、屋外での訓練は大変かもしれませんが、どんな時に災害に見舞われるかはわかりませんので、気を抜かずにお願いしたいものです。明後日11日は保育園の子どもたちを保護者へ引き渡す訓練。土曜日の13日には中央海外からボートに乗り洋上の船舶に乗り換えての避難訓練とスクリーニング、除染訓練が行われます。

投稿者: shigeno