予算決算常任委員会

今回の9月定例会議ではほとんどの議案は補正予算や予算に関する条例改正でしたから、それらは予算決算常任委員会に付託されていました。予算決算常任委員会はその下の組織として3つの常任委員会のメンバーによって構成された分科会があります。その分科会で審査されたものを今日の常任委員会に持ち寄って審議しました。

結果としては、今回予算決算常任委員会に付託された議案はすべて可決すべきものとされました。しかし、私が所属する文教厚生分科会では、「附帯決議」が必要だと一致しています。そのことを今日の委員会で報告しました。この附帯決議は総務分科会でもその必要性が一致しているとの報告がありましたので、総務分科会長と相談のうえ、附帯決議を作成しました。

今日の委員会の討論でその附帯決議を話し、全会一致でその必要性を認めてもらいました。明日の本会議で予算決算常任委員長から附帯決議を含めた報告があります。

この附帯決議とは、法的な効力はなく、簡単に言うと、議案には賛成するけれどこういうことをお願いします、という意見文のようなものと考えていいと思います。ですから、議案が可決されることが前提になります。附帯決議を付けていますが、それを実際に実行するかどうかは当局側の判断になります。この附帯決議を付けることは柏崎市議会では多くなく、この2年間は1回もありませんでした。ですから、その手続きについては議会事務局と綿密な打ち合わせを行いました。

投稿者: shigeno