東中学校改築工事安全祈願祭

柏崎市立東中学校は昭和50年に田尻中学校と北鯖石中学校が統合されて歴史が始まりました。以来46年間現在の校舎が学び舎になっていました。統合してすぐに生徒数の増加により教室が足りなくなり、増築ではなく、プレハブ校舎を併設するようにしました。その東中学校がこのたび改築されます。今のグラウンドの場所に校舎を建て、校舎の場所をグラウンドにすることになります。今日はその改築工事の安全祈願祭が執り行われました。

昭和50年ですから私が中学生の時代です。その当時の思い出として残っていることがあります。私は中学生の時に陸上部に所属していました。その3年生のときに陸上部の顧問に東中学校から転勤してこられた柄沢先生(柄沢市議会議員のお父様)に連れられ、東中学校で陸上部同士の合同練習会を行いました。第一中学校から東中学校までのわずかな距離を先生の車で移動したのですが、私は車酔いをしてしまい、練習後に保健室で寝込んでしまったという記憶があります。東中学校の同学年に全国大会で優勝するような選手がいたので刺激になり、頑張れました。そんな頃から、ここ最近の3年間では、防災教育の一環として、避難訓練のお手伝いや全校生徒への地震や津波、水害についての防災講話をさせていただいています。

市内で最も大きな規模の中学校として、生徒も先生も勉強のみならずスポーツや様々な地域活動などに積極的に取り組んでいる学校です。令和5年度から新校舎での教育活動が行えるように、安全な工事をお願いしたいところです。

今ここで防災教育のことを書いて、熱海での大変な災害のことが頭をよぎりました。あの土石流の映像は奇跡的に取れたものだと思いますが、そのすごさに呆然としました。毎年のように全国のいたるところでこのような災害が発生しています。私地震に物理的な工事をしてそれを防ぐことはできませんが、万が一のことに備えた心構えや用具、備品を準備するように話をすることは可能です。これからも防災士、危機管理士として、子どもを通した防災教育、地域の防災組織に働きかけられるような活動を行っていきたいと思います。被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。

投稿者: shigeno