柏崎市でも今日から新型コロナウイルス感染症の高齢者へのワクチン接種が始まりました。うちの父親は今日は接種日でした。ちなみに、ワクチン接種申し込みの書類が郵送された当日すぐに電話で申し込みを行ったところスムーズに予約ができたとのことでした。これが１時間遅く電話していたらなかなかつながらなかったようです。
柏崎市としては、高齢者施設でのワクチン接種は施設に出向き行ってはいましたが、大勢の方を１か所に集めてワクチン接種を行うことが初めてでした。会場は旧市役所の建物です。報道によると今日は６００人余りの方が申し込まれたとのことでした。
今日の接種開始時刻が２時でした。父は予約で２時から２時半の枠に申し込みましたので、１時４５分までに会場に来てくださいという案内でした。やや早めの１時３５分についたのですが、「待機場所」に行き、受け取った番号札は１３５番でした。これって父の前に１３４人も来ていたということなのでしょうか？それはいいのですが、その札を渡すときには受付時間をチェックしないのです。ですから、２時の予約の方だけではなく、２時半からの枠や３時からの枠に予約していた方もその中に混じっていたのです。付き添いできていた方と話をしたのですが、こういう状況では不公平感を感じる、と話していました。同感です。
その後、係の方の丁寧な案内もあり、床には経路が貼ってあったりと、時間こそかかりましたが、迷うことなく、接種が完了しました。時間がかかったというのも、待機場所に入ってから接種が完了して建物から出るまで２時間かかったのです。父は時間に余裕があったのでゆっくり待つことができましたが、もし仕事などで中抜けしてきた方などは気が気ではないと思いました。さらに、帰るとき、３時４０分頃、に待機場所の入り口を確認しましたら、そこに入るまでにも行列ができていました。そこに並んでいる方はどれだけ時間がかかるのか心配にもなりました。
市の当局にしても初めてでしたので、どんな問題が生じるかわからなかったと思います。いくら予行練習をしていても想定できなかったこともあったと思います。でなければ、これほど時間がかかることもなかったと思うのです。今日のことを受け止めて改善してもらえればいいと思います。実際、市長も状況確認に来ていましたし、市の職員も部長をはじめ意思決定に関わる方もいました。
父の付き添いで一緒に最初から最後まで回っているときに、こうしたほうがいいかもと近くの職員に伝えたことがいくつかありました。それを速やかに改善してくれたことには驚きとともに素晴らしさを感じました。当局の気持ちの入った取り組みは、これから始まる若い世代への接種に向けて適切な対応を期待させるものでした。ありがたかったです。明日もワクチン接種は続きます。よりスムーズに、市民に不公平感を感じさせないような対応を期待しています。お疲れ様です。
