陸上競技審判講習会

私は陸上競技協会に所属しています。B級審判をもっています。その更新というわけではありませんが、毎年のように陸上競技大会のルールが一部分変更になりますので、その確認の講習会でもあります。

明日は柏崎市内の中学高校生の陸上記録会があり、今年度の陸上シーズンの幕開けになります。来週には柏崎選手権大会があり、公認大会のスタートです。公認の大会には正式に審判を取得している役員が必要なのです。大会の開催に協力するためにも公認審判員の資格を取得しています。

以下にいくつか公認審判員資格認定問題を載せます。○×で答えてみてください。ちなみに、ユニフォームにつける「ゼッケン」のことをこれからは「アスリートビブス」と呼ぶようになります。

  • ①公認競技会では、競技者は胸と背にアスリートビブスを付けなければならない。
  • ②競技者が履く靴底のかかとの厚さに制限がある競技は、走高跳、走幅跳のみである。
  • ③公認記録に関わる気象は、風力のみである。
  • ④中・高生の競技会で、教員が審判員となり担当部署の審判をしながら技術指導をしていた。
  • ①×・・・すべての競技者が必ず両方に付けていなければならないのではなく、走幅跳びや走高跳では胸か背中のどちらかにアスリートビブスを付けていればいいのです。
  • ②×・・・最近はマラソンなどで厚底シューズが問題になっています。競技場内の競技でもフィールド種目(三段跳び以外)は最大20mm、三段跳びは最大25mm、トラック種目(ハードル、800m未満の種目)は最大20mmなどと走高跳と走幅跳以外にも厚さ制限があります。
  • ③○・・・雨や雪であっても、その記録が公認されるかどうかには関係なく、公認記録に関わるものは風力だけです。ちなみに、追い風2.0mを超える風が吹くと、その記録は公認されません。
  • ④×・・・たとえ自分の学校の選手であったとしても、審判である以上、技術指導は決してしてはいけません。

今年度は陸上競技場の公認競技場ということを継続するための改修工事が行われます。6月7日から10月末までの期間が工事になりますので、その間は陸上競技場の使用はできません。柏崎の陸上競技場は、日本で最初の陸上の公認グラウンドです。とても歴史があるのです。「スポーツのまち柏崎」と名乗っているのにはこのように理由があるのです。

投稿者: shigeno