随時会議

以前にも記したように柏崎市議会は通年会議制ですので、1年間ずっと議会を開催しているような感じです。年4回定例会議として開催していますが、その期間以外にも必要に応じて今日のように招集されます。

今日は補正予算の審議でした。新型コロナウイルス感染症に関わり、低所得者への給付を行うための予算についてです。今回は「ひとり親」世帯の中で低所得世帯とされている家庭への給付です。5万円の給付を市内1195世帯に対して行うための議案でした。今後、二人親世帯であっても低所得の家庭へも国の法案が決まり次第給付を行うとのことでした。

全国的にもいっこうにコロナ禍が終息に向かう感じがなく、緊急事態宣言こそ出ませんが、その一歩前の「まんえん防止等重点措置」が出されています。コロナ禍による失業者が10万人を超えた、という報道もありました。失業までではなくとも、パートの打ち切りやシフト時間の短縮などによる収入減により生活が困窮している方々も少なくないようです。今回のひとり親世帯に対しての給付金はこのような背景があります。いつになったら先が見えるのか、当面難しいと感じます。

話は変わりますが、年度が替わったタイミングでいくつかの要望を市の当局に伝えました。市民の皆様からのお話をもとに、私自身が問題意識をもって調べ、そののちに市当局と意見交換をしました。当局としても同じ問題意識をもってもらえ、改善に向けて動き出してもらえることがありました。当然、要望はすべて解決できるものではありませんが、問題提起として受け取ってもらえた場合は、時期を見て取り組んでもらえることもあります。あくまでそこに住んでいる方々にとって不便だったり、他との不公平感があったりするものであり、市にとっても改善が必要と判断したものです。一般質問するまでもない、ある地域限定の部分であるため、市にとっても十分に目が届いていないところの話です。対応してくださった担当課の方々に感謝します。

投稿者: shigeno