たった一日経っただけですが、昨日までの雰囲気とだいぶ違った感じがする市役所庁舎内でした。議会事務局も異動があり、新しくお世話になる方が来られました。ただ、昨年度に比べ人員が減りましたので、これまで以上に議員と事務局が二人三脚で取り組む場面が増えてくると思います。議員あるいは議会としてかなりの量を事務局にお任せしていた過去もあったかもしれませんが、やれることを可能な限り行うことで議員としても議会としても自立するとともに機動力を上げていけると思います。
先日、スヌーピー、チャーリー・ブラウンなどが出てくるピーナッツコミックについての番組を見ました。登場人物の発言などに、アメリカのコミックには往々にしてありがちだと思うのですが、教訓をかなり含ませています。それがいいとか悪いとはではありませんが、私にとって大変印象に残る言葉があります。スヌーピーの言葉、「配られたカードで勝負するっきゃないので、それがどういう意味であれ」。どうでしょうか。中には、勝負することの必要性に対して、ルールに対して、勝負の道具としてカードがふさわしいかに対して、配られたカードの中身に対して、など考える人もいるかもしれませんが、私はこの言葉がストンっと心に落ちました。与えられた場面で、与えられた道具で、与えられた時間の中で目的達成に向けて頑張って取り組む、ことが時には必要なのではないかと思っています。いつまでもこの状況でいい、というわけではありませんが、社会の一場面を知るという意味においてはこの言葉は深みをもっていると思います。ちなみに私はこのピーナッツの中では、ライナスが一番印象に残っている人物です。毛布が手放せない、そんな子が哲学的な言葉も言う。「永久に子どもでいられるわけにはいかないんだ。 だから一瞬一瞬を大切にしろよ」、なんてことも言うのです。
皆様、今年度もよろしくお願いします。
