文教厚生常任委員会

今日は午前中に産業建設常任委員会、午後から文教厚生常任委員会が開催されました。それぞれ付託された議案の審議でした。

今回の補正予算は多くの事業で減額補正がなされています。当初予算で見込んだ執行額でしたが、1年間が経とうとしている現在、事業そのものの経費が抑えられたり、利用する人が少なかったりして予算が余ると予想できたところの額を減額したのです。文教厚生常任委員会では、自立支援給付費、障害児通所給付費等、介護従事者等人材確保・育成事業事業、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業、病院群輪番制病院費、保育園運営費、母子保健事業、奨学金貸付事業、基金積立金、GIGAスクール整備事業、体育施設管理運営事業などについての質疑が交わされました。すべての議案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

審査に引き続き、委員会協議会で「新型コロナウイルスワクチン接種事業について」説明がありました。以下に概要を記します。

  • 国からは2月26日に1通の文書のみが通知されたのみ。そこに記されていることは、「接種は16歳以上」「令和3年2月17日から令和4年2月28日の間に実施する」「ファイザー社のワクチン」について。
  • 2月19日から柏崎市では新潟病院で医療従事者によるワクチン接種が始まった。
  • ワクチン接種は国民の努力ぐ無だが、妊婦にはその義務は課せられない。
  • 接種不適当者として5つ、接種要注意者として6つの項目が挙げられている。該当する場合は接種当日に「余震」で医師が判断する。
  • 副反応が発生する場合もある。2回目の接種の後に発生する場合が多いとされている。これらについては文書で市民に通知する。
  • アナフィラキシーは100万回に11件発生の確率とされている。
  • 接種の順番は、「医療従事者(消防の救急対応の方、歯科医、助産婦を含む)(柏崎市ではおよそ2500人)」→「高齢者(65歳以上)(柏崎市ではおよそ27000人)」→「基礎疾患がある方(肥満の方を含む)(柏崎市ではおよそ5000人)」→高齢者施設に勤めている方(柏崎市ではおよそ1500人)」→「60歳~64歳の方」の順で進めていく予定。
  • 接種の流れは、「接種券(クーポン)と予診票が送られてくる」→「接種日時と会場を本人が予約する」→「1回目の接種(予診票を記入しておく)」→「2回目の予約(1回目の接種から3週間前後)」→「2回目の接種」になる。接種当日は接種後30分くらいその会場で様子を見る。
  • 経費はすべて国が負担する。

いずれにしても国が進める事業ですので突然の変更があったり、時期的な遅れがあったりすることもあります。これらのことには柏崎市の福祉保健部が対応しています。市民への文書の送付、接種会場の確保、その接種のための人員の確保、などなど時には市のペースで進められないこともあると思います。所属職員の苦労は相当なものだと思います。

ただ、このワクチン接種はすべてにおいて肯定的に受け止められているかといえばそうではないものです。医療関係者も肯定、否定と様々な考え方があると思います。国としてはこのワクチン接種によりコロナ禍の終息が見えてくると考えていると思いますがいかがなものでしょうか。しかし、今の状況が確実に好転するのではないかとも思います。多くの情報を得ていきたいと思います。

投稿者: shigeno