文教厚生常任委員会

一昨日までの一般質問から昨日からは各常任委員会の審査へと移っています。昨日は産業建設常任委員会で、今日は私が所属している文教厚生常任委員会が行われました。

文教厚生常任委員会に付託された一般会計補正予算ではこんな質疑が出されました。「行旅死亡者が増加しているというがその理由は」「単身老人緊急通報装置設置が増額されているが通報装置の設置が増加している理由は」「新型コロナワクチン接種の環境整備の詳細は」「小学校に増設新設する特別支援学級や通級学級の詳細は。増加している対象児童の背景」「修学旅行のキャンセル料支援の詳細は。その代替行事はあるのか」などです。この中の新型コロナウイルスワクチン接種については、市当局にしてもその詳細は分からないものの、いつ接種が始まってもいいような環境整備です。個人宛に接種の案内を郵送するための準備や低温の保管庫、周知のためのチラシ印刷などに充てられる費用は合計で3100万円以上になります。このワクチンについては私の一般質問でも触れているものでした。国としても進めており、接種は国民の努力義務にしてはいますが、その開始は今年度中に始まるかどうか、というところのようです。しかも、その有効性も確実なものでもないようですので、国としても手探りの状況なのでしょう。

午後からの委員会協議会では3つ、「柏崎市青少年育成センターおよび柏崎市青少年問題協議会の廃止について」「第五次障がい者計画及び第六期障がい福祉計画・第二期障がい児福祉計画(案)について」「新型コロナウイルス感染症軽症患者等の宿泊養護施設について」報告がありました。

その中の新型コロナウイルス感染症軽症者の宿泊施設は、柏崎市のシーユース雷音のことです。期間は来年3月31日までとしています。受け入れる対象者は、軽症者及び無症状者なのですが、それが私の今までの理解と少し違っていました。新潟県では感染陽性者は無症状者であっても全員が必ず入院することになっていると思っていました。しかし、それが荒浜小学校のクラスター以降は、呼吸器系の異常が見られない場合、いわゆる軽症者は、入院せずにこのような施設に直接入所することもある、ということになったとのことです。だから、この雷音に入所する方も病院に入院していて症状が軽くなり、呼吸器系の疾患がみられない患者が入所することもあったり、無症状者においては入院せずに入所することもあるとのことです。最近は全国的にも感染者が高止まりしている状況であり、新潟県でも増えこそはしませんが、減っていかない状況ですので、この雷音も利用者が出るかもしれません。この理用にあたっては、絶対に差別が起こることがないようにしなければなりません。

投稿者: shigeno