第三中学校での防災教室

私は以前から記しているように、「防災士チーム柏崎」という防災士チームに所属しています。そこでは毎月フォローアップ研修として様々な防災に関わる勉強会を開催しています。柏崎市では大勢の市民からこの防災士の資格を取得してもらい、各地区の自主防災会で活動してほしいと考えています。

それはそうと、その防災士チーム柏崎に教育委員会を通して第三中学校での避難訓練の指導とその後の防災教室を行ってほしいという依頼がありました。今日はその第三中学校での防災教室の日でした。

昼休みの時間帯に地震を想定した避難訓練を行い、その後、学年ごとに集まり地震についての学習とクロスロードゲームを行いました。授業中ではないので、生徒は体育館や廊下など様々なところにいました。そこで非常ベルが鳴り避難が開始されました。全校生徒は230名ほどなのですが、生徒玄関前の整列が完了したのは避難開始から3分46秒でした。これはそこそこ立派な時間だと思います。私語もなく、整然と避難していた様子を見て、第三中学校の生徒の素晴らしさ、普段からの先生方の指導の適切さを感じました。その後は学年ごとの防災講座です。私は2年生を担当し、地震についての説明の後、クロスロードゲームを仕切りました。生徒は初めて行うものでしたが、肯定的に受け止め、いい感じで進められました。

防災教育は今現在生活しているところでの行動様式を学ぶだけではなく、全国どこに引っ越したとしても、また自分たちが親として家族を守らなければならない立場になったとしても、そういう時にどう行動するのか、ということも考えて、学んでほしいのです。

今日のクロスロードゲームのお題はこんなものがありました。「夕方、学校から帰って勉強していたら大きな地震が発生しました。指定されている避難場所に避難しようと思いました。ただ、もう少しで母が帰ってくる時間です。あなたは母を家の前で待ちますか?」

投稿者: shigeno