柏崎市スポーツフェスティバル

本来今日10月4日は柏崎市市政80周年市民大運動会の実施日でした。ご存じの通り新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、今回の大運動会は中止になっています。しかし、年度の初め頃に比べその感染症も落ち着きを見せていることもあり、今日は小学生を対象とした「柏崎市スポーツフェスティバル2020」を開催しました。大会形式ではなく、いろいろなスポーツを体験してもらおうということで、陸上競技場を中心としたエリアで、一日を通して11の種目を体験することができるようにしてありました。「水泳」「水球」「ライフセービング」「テニス」「バスケットボール」「卓球」「野球」「サッカー」「陸上競技」「空手」「剣道」です。

子どもたちは3種目以上体験すると景品がもらえるということで、場所を移動して楽しんでいたようです。天気が良かったこともあり、屋外種目も楽しめたようです。100人を超す子どもたちが集まった種目もあり、指導者もスポーツ協会の方々も大忙しだったと思います。私もいくつかの種目を見せてもらいながら、指導している方の話を聞かせていただきました。

子どものスポーツとなると、小さいうちは地域のクラブで活動しますが、中学生になると学校の部活動に入って頑張り、高校でも部活動で頑張る、という流れを多くの方は想像すると思います。私もその流れを経験していますので、どうしてもスポーツは学校での活動、と強く結びつけてしまいます。しかし、最近では学校の部活動を地域の活動に移行していこうとしています。その理由としては、「子どもの人数が少なくなり、学校の部活動の種目が限定されてきた」「指導者が学校の教員ということになると、専門性がなかったり、教員としての業務に支障が出ることもある」というところです。柏崎市でも同様の課題があり、子どもたちのスポーツ活動が社会体育へと移ってきています。

いずれにしても、小さなうちからその子に合ったスポーツに取り組むことができる環境を整備することが我々大人の役割だと考えます。多くの課題がまだありますが、一つ一つ解決しながら、子どもの可能性を摘むことなく、伸び伸び育っていける環境をつくっていきたいものです。

今日のスポーツフェスティバルを企画運営してくださったスポーツ協会の皆様方、お疲れ様でした。ありがとうございました。

投稿者: shigeno