会派代表者会議

今日は会派代表者会議があり、市長から「新型コロナウイルス感染症拡大に係る市単独経済対策」についての説明と意見交換を行いました。既に国や県からも経済支援策が出され、特に国からの一人10万円の給付金については柏崎市では手続きも進み、早い人には入金されています。もっとも、この10万円の性質はどういうものか、経済刺激策なのか、自粛生活の補填なのか、明確なものは国からも示されていません。個人的には柏崎市内で消費活動に回せるようにしていきたいと考えています。

まず市長からこれまでの新型コロナ関係についての情報提供がありました。

  • 5月18日に長岡市と柏崎市にPCRセンターを開設した。場所は非公開。
  • これまで柏崎市内には5人の要請患者が出たが、すべて様態も回復し、退院している。
  • 国からの給付金の申請状況は、5月19日現在、3万5000余りの世帯中28353世帯が申請している。81.1%。うち83%に給付が済んでいる。
  • 現在のところ新型コロナ関係で事業所から解雇された人の事例は聞いていない。
  • 製造業への影響は今のところ大きくないが、6月以降に増える見込みであると想定している。

そんな状況の中、柏崎市でもこれまで補正予算で3億円ほどの予算をその対策費に計上し、議会でも認めています。これまでに実施している柏崎独自の経済対策は以下のものです。

  • 柏崎市小規模事業者経営支援金補助金(2億8000万円)
  • 柏崎市緊急雇用安定給付金(1500万円)
  • 新潟県新型コロナウイルス感染症対策特別融資に対する信用保証料補給および利子補給
  • 元気発信応援プロジェクト(320万円)
  • 「食べて応援。食べて健康。柏崎のおいしい食で元気に過ごそう」プロジェクト

今後の状況により事業化を検討しているものも紹介されました。以下のようなものです。

  • 柏崎市緊急雇用安定給付金の拡充
  • 事業構造改革に対する支援(事業継続対策としてテレワークの導入などに取り組む事業者を支援)
  • 製造業担い手育成支援(従業員に対して一時的に行う教育訓練に対する支援)
  • 購買マインド浮揚対策(プレミアム商品券など経済循環の活性化を促す支援)

投稿者: shigeno