随時会議

柏崎市議会は「通年会期制」をとっていますから、多くの議会で採用しているような年4回程度の「会期」というものではなく、1年間を通して1回の会期ということになります。その会期の期間は5月1日から翌年の4月30日です。しかし、便宜的に「6月定例会議」「9月定例会議」「12月定例会議」「2月定例会議」として分けられています。

この通年会期制の利点は、定例会議の間の時期でも必要に応じて「議長」により議員が招集されて会議を開催できます。通年会期でないと、会議のための招集は首長により行われるなど手続きが少し難しいことになるようです。

それはそうと、定例会議の期間でない会議はこのように「随時会議」として開催されます。今日の会議は先日4月24日に開催された随時会議の内容と同じように新型コロナウイルス感染症に関しての補正予算です。今回の補正は、国が進めている国民一人当たり10万円を給付する予算の審議です。計上額は83億2300万円ほどです。あわせて児童手当にプラス1万円をして給付するための1億円余りも計上されています。

特に質疑もなく、すべて原案の通り全会一致で可決しました。ちなみに柏崎市での10万円の給付は、5月7日から各世帯に通知書類が発送され、5月12日から給付を開始するスケジュールです。

また、委員会発案として「新型コロナウイルス対策に関する意見書」が提案され、これも全会一致で可決されました。この意見書には「感染症拡大防止等について」「医療提供体制等の強化について」「学校休業への対応について」「経済対策について」の項目でいくつか記してあります。

投稿者: shigeno