水防訓練

今日は西山地区で避難訓練が行われました。今回の訓練は市役所庁内の連携の取り方、市長・副市長が出張で庁内にいないときに災害が発生したことを想定したものでした。リモートで市役所の災害対策室とつないで、意思疎通を図り指示を出していく訓練です。私は副議長として議長とともに、実際の災害が発生したと想定した西山地区で視察しました。

朝7:30には西山の二田小学校前の川が氾濫したとの想定で、土嚢を積み被害を抑える、土嚢積み訓練が始まりました。消防団員が団長の指示のもと、無駄な動作が一切ない、てきぱきとした行動で土嚢を積んでいきました。写真にもあるように、川の一部が決壊したとき、そこから決壊部分が広がっていったり、浸水の範囲が広がっていくことを防ぐための土嚢です。

二田小学校の隣には老人施設のにしかりの里があります。その利用者が浸水を避けて隣の二田小学校に避難するという訓練が引き続き行われました。今日は実際の利用者が参加したのではなく、職員が車いすに乗って移動したり、車いすごと2階まで移動させたりする訓練でした。二田小学校の2回には段ボールベッドを用意し、横になってもらえるようにしました。実際に行うことがないに越したことはないのですが、万が一に備えることはとても大切なことです。

その後西山町事務所前で、様々な防災関係の体験や器具の説明のブースを見学しました。大雨を実際に体験できるものや災害発生時に電話が通じなくなった時の伝言を残す伝言ダイヤルの体験、実際の給水車や自衛隊の車、など普段には体験したり見ることができないものがたくさんありました。西山地区の住民が町内会ごとに避難したり、避難できていない人の確認をしたりする訓練も並行して行っていました。

投稿者: shigeno