公園の草刈り 防災研修

今日は所属している北園町の町内会が管理を任されている公園「鴨が池公園」の草刈りをしました。ソルトスパの隣の公園です。トイレもあり、滑り台などの遊具も少しですがあるのですが、どれだけ利用されているのかはわかりません。もっとも、これだけ草が生えていれば立ち入ることもできないくらいだと思います。市内ではこのように町内会で管理してもらっている公園がいくつもあります。北園町にあるこのような大きな公園、住宅地の間にあるような公園、道路わきにあるようなところもあります。どんな公園でもそれは町内住民の心の憩いにつながっていると思います。ちなみに北園町ではこの鴨が池公園は成年会が草刈りを担当しています。

今日の草刈りは6月6日に行った残りの部分です。いつも2日かけて全面の草刈りをするのです。今日は20人くらいで2時間半かけて終わらせました。草刈りは開始と終了で明らかな変化が見られます。それが成果として達成感になります。草を根こそぎ刈るわけではなく、3cmくらい残して刈った方が実は草が生えにくくなるとのことなので、写真のような状態になりました。私の子どもが小さい頃はここで遊んでいたので、そういう子どもたちがいてほしいと思います。今年度の市の当初予算では、子どもの遊びかを整備する予算を計上してあります。6月定例会議ではその予算を増額した補正予算も可決しました。今のコロナ禍で子どもたちもなかなか外で活動できない状況もありますが、この予算によりいくつかの町内では公園を整備します。町内にある公園に遊具を設置したりして、子どもの元気な声が響くようになれば嬉しいです。

午後からは市が主催する「防災士フォローアップ研修会」が開催されました。現在柏崎市には200人を超す防災士がいます。5年前から防災士の資格取得のために市も力を入れています。しかし、防災士の資格を得てもそれを活かす場面が少なかったり、知識や技能をの更新もうまくできないと感じている方もいるのではないかと思います。そういう私も、「防災士チーム柏崎」の所属しているから定期的に研修を受けたり、学校の防災教育に参加したりしてそれなりに研修し、活動できていますが、そういうメンバーに入っていなければ個人的に研修を深めることは難しいと感じています。せっかく身に付けた資格ですから、これからも受け身にならず、能動的に町内会などに防災士として何かできることはないかと、働きかけていきたいと思います。今日のようなフォローアップ研修などはこれからも参加し、知識技能の更新を心がけたいと思います。ちなみに、現在の柏崎市の自主防災組織は311あり、そのカバー率は市域の99.1%になっているそうです。

今日の研修は、講師の柏崎市出身で新潟日報社論説編集委員室次長の高橋直子さんによる、「伝わる言葉と伝わる文章」についての講演でした。そこでは新聞の記者として読者にどういう見出しを付けると伝わるのか、内容に必要不可欠なものは何か、などの説明と、実際に防災新聞をつくってみるという活動を行いました。私は教員時代に「学級・学年たより」をつくったり、議員としては「重野まさき通信」をつくっていますので、この「伝わる文章」ということには大変興味をもちました。伝える側と受け取る側の温度差、意識差は想像以上に大きいという実感はあります。当然、受け手側にとってどうなのかということが大切になります。伝える側は言いたいことが山ほどあり、それをすべて書きたいという欲求があります。しかしそれでは伝わらないのですよね。こういう研修も大切です。

このように、書くこと、文章での発信だけではなく、言葉での発信も同様です。受け取る側が発信者の意思を正しく受け取れるようにするには、どういう言葉を使い、どういう順番で話し、時間は長すぎず、など考える必要があります。私は様々な場面での発言、質疑などでもそれなりに気を付けているつもりですが、どうしてもいきなりの指名だったり感情が高まっているときなど言葉が長くなり、分かりずらくなってしまいがちになります。また、受け手側が発信者の気持ちを勘違いしたり、決めつけたりしている場合もありますが、そういう受け止めをされないようにすることも大切です。まあ、あえて言葉尻を取り上げたり、歪曲した解釈もできるとしたりする受け手の方もいるようですが、そういう方にも丁寧に対応していきたいと思っています。

今日は発信者として大切なことについて学び、振り返ることができました。講師の高橋様、ありがとうございました。

投稿者: shigeno