旧ぶどう村用地の取得

上条町内会が所有している旧ぶどう村用地を市が購入するという説明がありました。総務と産業建設常任委員会合同の協議会でした。購入額からすると議会の議決を経ないでも行えることなのですが、議会に説明をしたということです。説明をすることはいいことというより適切であり、当然なことだと考えますが、ここで質疑をしたこと、例えば購入することには反対だ、という旨の質疑や意見を言ったとしても、議決が必要ないことから、市の当局はこのまま進めることになるのかもしれません。

この件に関しては、いくつか問題点があるのです。「購入後、その土地をどうしようするのか、明確な計画が立てられていないこと」「もしかすると活用しない土地も含まれているのではないのか」「土地の境界線が正確になっていないこと」などです。面積が16万8000平方メートル、購入額が388万円ほどなのですが、あいまいにしてはいけないと考えています。

前回紛糾した佐藤が池サッカーコートクラブハウスを使ったリサイクルステーションの設置にしても、その前の学区再編の方針にしても、強引に進めようとしていることが目につくようになりました。何か、焦ってことを進めようとしている感じなのです。リサイクルステーションにしても、今回の土地購入にしても、そんなに時間に余裕のないことではないものだと思っています。これらは議会が質疑をしても返ってくる答弁は正対せず、とにかくやらせてほしい、ということしか言わないような印象です。計画もなく、行き当たりばったりの事業が始まっては、時間が経過し、次の人に引き継ぐとき、あるいは事業を評価するときに、混乱を引き起こすことになりかねません。

今日の説明はあまりにもわかりにくいということもあり、後日改めて協議会を開催することになりました。いろいろな面で心配です。

投稿者: shigeno