北園食堂

いわゆる「子ども食堂」です。でも、北園町では子どもだけではなく、誰でも、希望すれば、という食堂です。ここ2年間はコロナ禍の影響で行うことはできませんでしたが、お弁当として家に持ち帰るということで、実施することができました。北園町の町内役員が中心となり、お手伝いに子ども会の役員の方やベテランの方々が協力してくださいました。町内会長は大変アイディアマンで、いわゆる弱者の視点に立ち、このような子ども食堂や除雪作業を取り仕切ってくださいます。ありがたいことです。

さて、今日のメニューは「夏野菜カレー」でした。町内に案内を出し希望をとり、1食200円で提供しました。全部で80食くらいのお弁当を作りました。普段から食事をつくっている方にとっての調理は大した負担感もないのでしょうが、量が多かったので、休みなく、午後1時から5時頃までかかりました。私は玉ねぎの皮むきをお手伝いしました。大きな声では言えませんが、初めての皮むきでした。

完成したカレーはいかがだったでしょうか。ナスやカボチャ、ブロッコリー、キャベツの千切りそしてメンチカツが入っています。かなりの量でしたので小さな子どもや高齢者の方は食べきれたのか、それも心配になりました。

このような子ども食堂的な活動は市内7か所で行っている、とコロナ禍の前の一般質問で市長が答弁していました。北園食堂も含めてのことです。しかし、コロナ禍になり、継続できているところはなく、ようやく最近は半田コミセンで再開できたと聞きました。柏崎にも食事のことを心配する家庭もあります。貧困で困っている家庭はあるのです。そういうところは見ようとする目がなければ見えない実態なのです。そういう方々にどれだけ寄り添って思いを聞き、具体的な支援ができるかが行政の一つの大きな仕事だと考えます。行政の方が見えていない実態を行政に伝え、支援につなげていけるように、これからも活動を続けていきたいと思います。

投稿者: shigeno