随時会議

前々から書いていますが、柏崎市議会では通年会期制を採用していますので、他の自治体議会で行われているように年4回の会期以外の時期でも、議長の招集により随時会議が開催されます。主に補正予算の議案などですが、こういうことを先決処理されるのではなく、随時議会を開催することにより、議論し、決議することはいいことだと私は思います。

今日の随時会議ではコロナ禍における原油価格・物価高騰等に対応する総合的対策に関する補正予算が主でした。その事業は「市民向け支援」と「事業者向け支援」で、事業費は「市民向け支援」が3億5375万円、「事業者向け支援」が3億2377万9千円です。以下に主な事業を記します。

  • <市民向け支援>
  • 物価高騰等に対応する緊急生活支援事業(令和3年度と4年度における住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付)
  • 子育て応援券臨時交付事業(0歳から18歳以下の子どものいる世帯に子ども一人当たり2万円相当のクーポン券を配布)
  • 保育園運営事業(公立保育園園児の給食材料費の高騰相当額の支援)
  • 私立保育園運営経費(私立保育園を対象に上記事業と同様)
  • <事業者向け支援>
  • 原油価格物価高騰緊急対策事業(障害サービス等事業所の光熱費高騰に対する支援、介護サービス事業所にも同様)
  • 農業資機材等高騰緊急対策支援事業(農業経営体の肥料のほか農業資機材高騰に対する支援)

などです。今日上程された議案はすべて可決しました。適切に執行して、市民の生活の支援をお願いしたいところです。

投稿者: shigeno