市教育センター研修(算数)

今日は柏崎小学校の校内研修とタイアップした市教育センター研修でした。公開授業は「算数」でした。私は教員時代中学の数学を教えていましたので、算数数学の授業は昔を思い出し、興味深かったです。

柏崎小学校では多くの授業で「タブレット」を活用しています。今日の算数でもただドリル学習をするという活用ではなく、自分の意思表示をするときの手段として、自分の思考を表示するときの場面で使っていました。意思表示というと、AかBかを選択するときにそれを選んで、クラス全員がどっちを選んだ人が多いかなどを電子黒板で表示して見ることができます。自分の思考を見せるというのは、問題解決の途中の式や言葉をノートに書いたものをタブレットで写真に撮り、それを送って全員のノートを電子黒板で表示します。こういうことを子どもたちは何の抵抗もなく、非常にスムーズにタブレットにタッチしながら進めるのです。訓練が行き届いている感じでした。すでに1年以上使っている成果の一つだと思いました。

このタブレットでいうと、教室の後ろのロッカーの上にタブレットを充電するためのボックスがありました。電子レンジの大きなもののような感じです。使わないときはそこに入れて充電し、使うときは持ってくる。そして家にも持ち帰っているのだそうです。

文教厚生常任委員会としての昨年度の事業評価にこのタブレットの使用についての項目もありましたので、子どもが実際に活用している授業を見ることができた今日の研修は大変有益でした。また、いくつかタブレットの活用についての課題も聞くことができたので、改善が必要なところは教育委員会に伝えていきたいと思いました。

授業公開をしてくださった柏崎小学校の皆様、ありがとうございました。

投稿者: shigeno